お金と宗教の歴史

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お金と宗教の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492224274
  • NDC分類 162
  • Cコード C0036

出版社内容情報

なぜ、人はお金教に入信してしまうのか?

YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」には多くの悩みが寄せられます。
悩みのトップにくるのは、「お金の悩み」なのです。少ない人も多い人も、お金で悩んでいます。実は、私たち僧も同じです。正見を説く仏教は、現実に存在するお金の悩みにしっかり対峙し、応えていかなくてはならないのです。

私が学生の頃、教授から言われた言葉があります。
Follow the money.
(世の中で起きる出来事の真実を知りたければ、お金の流れを追いなさい)

お金の流れを追っていくと、そこに「真実」が見えてきます。
歴史というのは言うなれば、「勝者の歴史」です。争いの勝者によって都合よくつくられた物語です。私たちが教科書で習う歴史も、それは同じです。真実を知るためには、お金の流れを追うしかありません。なぜならお金の流れは、嘘をつかないからです。そしてそれは、現在の歴史においても変わりません。
本書は、宗教、お金、戦、この3つの絡まりをほぐしながら、歴史を見ていきます。
3つの絡まりをほぐすことができるのが、お釈迦様の教え=真実を見る目だと私は考えています。


【目次】

はじめに─お金の流れを追うと 「真実」 が見える

序章 人は太陽、火、そしてお金を崇めた
第1部 宗教とお金の誕生
 第1章 宗教とお金、どちらが先に生まれたのか
 第2章 農耕が富を生み、そこからさらに争いと宗教が生まれた
 第3章 八百万の神の中でも、なぜ太陽神は特別だったのか
第2部 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
 第4章 キリスト教もイスラム教も、ユダヤ教と税金が生んだ
 第5章 教会税が大航海時代を導き、教会の堕落が宗教改革につながる
 第6章 徴税の成功がもたらした産業革命 失敗がもたらしたフランス革命
 第7章 なぜ戦争は起こるのか。世界大戦とその後の世界
第3部 仏教の誕生と広がり
 第8章 僧は「生産活動をしない」「支えられる」ことが仏教の前提
 第9章 インドで生まれ、インドではいったん滅んだ仏教
 第10章 アジアの仏教史①-- 南伝仏教と北伝仏教
 第11章 アジアの仏教史②--大乗仏教は中国、朝鮮、台湾、そして日本へ
第4部 日本の仏教
 第12章 学問としての仏教から、支配者・統治者のための仏教へ
 第13章 「偉い人のため」から「民衆のため」の仏教へ
 第14章 葬式仏教に至った江戸時代、「お金教」に絡め取られた明治時代
終章 争いの終わらない世界を生きる

おわりに

内容説明

明治維新以降、「お金教」という煩悩を暴走させてきた人たちが世の中につくり出した「新たなカースト」の中で、多くの人たちが苦しんでいます。その苦しみは「自己責任」ではありません。歴史や世の中の原理原則を学び、乗り越える。

目次

序章 人は太陽、火、そしてお金を崇めた
第1部 宗教とお金の誕生(宗教とお金、どちらが先に生まれたのか;農耕が富を生み、そこからさらに争いと宗教が生まれた;八百万の神の中でも、なぜ太陽神は特別だったのか)
第2部 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教(キリスト教もイスラム教も、ユダヤ教と税金が生んだ;教会税が大航海時代を導き、教会の堕落が宗教改革につながる;徴税の成功がもたらした産業革命、失敗がもたらしたフランス革命;なぜ戦争は起こるのか。世界大戦とその後の世界)
第3部 仏教の誕生と広がり(僧は「生産活動をしない」「支えられる」ことが仏教の前提;インドで生まれ、インドではいったん滅んだ仏教;アジアの仏教史(1)―南伝仏教と北伝仏教
アジアの仏教史(2)―大乗仏教は中国、韓国、台湾、そして日本へ)
第4部 日本の仏教(学問としての仏教から、支配者・統治者のための仏教へ;「偉い人のため」から「民衆のため」の仏教へ;葬式仏教に至った江戸時代、「お金教」に絡め取られた明治時代)
終章 争いの終わらない世界を生きる

著者等紹介

大愚元勝[タイグゲンショウ]
佛心宗大叢山福厳寺第31代住職(福厳寺は540年続く愛知県小牧市のお寺)。慈光グループ会長。佛心僧学院学長。僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。動画配信サービスYouTubeでのお悩み相談番組「大愚和尚の一問一答」の登録者数は70万人を超える(2025年5月現在)。3歳で経を習い5歳で葬儀デビューし、10歳で僧籍を得る。駒澤大学、曹洞宗大本山總持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。僧侶、事業家、セラピスト、空手家と4つの顔をもち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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