出版社内容情報
科学・工学分野の論文数・日本は6位に後退、中国が初の首位
「日本の科学力失速、地位危ない」と英ネイチャー誌が警告!
論文数(人口あたり)、大学の研究資金・研究者数、博士課程学生数……
いずれも先進国で最低レベルにまで急落した日本。
日本の科学研究の現場でいま何が起こっているのか。どうすれば競争力を取り戻すことができるのか。
科学力・研究力の低下は、10年後、20年後の社会・経済にどのような影響を及ぼすのか。
国立大学財務・経営センター理事長として、大学経営の実態や研究現場の声を徹底リサーチした著者が
日本の科学研究力の実態を明らかにするとともに、失速の原因、再生の青写真について、豊富なデータをもとに明らかにする。
内容説明
英「ネイチャー」誌が警鐘!論文数(人口あたり)、大学の研究資金、研究者数(FTE)、博士課程学生数…いずれも先進国で最低レベル。徹底したデータ分析によって競争力低下の実態を解明する。
目次
序章 失速する日本の科学研究力
第1章 学術論文数は経済成長の原動力
第2章 日本の科学研究力が危ない―ノーベル賞ゼロ時代の危機
第3章 論文数は“カネ”次第―なぜ日本の論文数は減っているのか
第4章 政府の科学研究政策はどうあるべきか
第5章 すべては研究従事者数(FTE)に帰着する
第6章 科学技術立国再生の設計図―イノベーション・エコシステムの展開
終章 研究力は地域再生の切り札となる
著者等紹介
豊田長康[トヨダナガヤス]
鈴鹿医療科学大学学長。1976年大阪大学医学部卒業。その後、三重大学医学部助手などを経て、1991年三重大学医学部産科婦人科学研究室教授。2004年三重大学学長。2009年三重大学退職。同名誉教授。同年鈴鹿医療科学大学副学長。2010年独立行政法人国立大学財務・経営センター理事長に就任。大学経営の実態や研究現場の声を徹底リサーチし、日本の科学力・研究力の危機を訴えてきた。2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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