街場の天皇論

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492223789
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0036

内容説明

ぼくはいかにして天皇主義者になったのか。立憲デモクラシーとの共生を考える待望のウチダ流天皇論。

目次

1 死者を背負った共苦の「象徴」(私が天皇主義者になったわけ;改憲のハードルは天皇と米国だ;天皇の「おことば」について ほか)
2 憲法と民主主義と愛国心(「大衆」の変遷;山本七平『日本人と中国人』の没解説;陸軍というキャリアパスについて ほか)
3 物語性と身体性(忠臣蔵のドラマツルギー;世阿弥の身体論;武道の必修化は必要なのか? ほか)
特別篇 海民と天皇

著者紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、第6回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書、新書大賞2010受賞)など多数。2011年4月に多ジャンルにおける活躍を評価され、第3回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

ぼくはいかにして天皇主義者になったのか。
立憲デモクラシーとの共生を考える待望のウチダ流天皇論。


【ウチダ流「天皇論」の見立て】
◆天皇の「象徴的行為」とは死者たち、傷ついた人たちと「共苦すること」である。
◆「今」の天皇制システムの存在は政権の暴走を抑止し、国民を統合する貴重な機能を果たしている。
◆国家には、宗教や文化を歴史的に継承する超越的で霊的な「中心」がある。日本の場合、それは天皇である。
◆安倍首相が背負っている死者は祖父・岸信介など選択された血縁者のみだが、今上陛下はすべての死者を背負っている。
◆日本のリベラル・左派勢力は未来=生者を重視するが、過去=死者を軽視するがゆえに負け続けている。
◆日本は「天皇制」と「立憲デモクラシー」という対立する二つの統治原理が拮抗しているがゆえに、「一枚岩」のロシアや中国、二大政党によって頻繁に政権交代する米仏のような政体にくらべて補正・復元力が強い。


【本文より】
私は他のことはともかく、「日本的情況を見くびらない」ということについては一度も気を緩めたことがない。
合気道と能楽を稽古し、聖地を巡歴し、禊行を修し、道場を建て、祭礼に参加した。
それが家族制度であれ、地縁集団であれ、宗教儀礼であれ、私は一度たりともそれを侮ったことも、そこから離脱し得たと思ったこともない。
それは私が「日本的情況にふたたび足をすくわれること」を極度に恐れていたからである。


【本書の概要】
2016年の「おことば」から生前退位特例法案までの動きや、これまでの今上天皇について「死者」をキーワードとしてウチダ流に解釈。

今上天皇による「象徴的行為」を、死者たち、傷ついた人たちのかたわらにあること、つまり「共苦すること(コンパッション)」であると定義。

安倍首相が背負っている死者は祖父・岸信介など選択された血縁者のみだが、今上陛下はすべての死者を背負っていると指摘する(「民の原像」と「死者の国」)。

さらに日本のリベラル・左派勢力は生者=現在・未来を重視するが、過去=死者を軽視するがゆえに負け続けていると喝破。

同時に日本は「天皇制」と「立憲デモクラシー」という対立する二つの統治原理が拮抗しているがゆえに、「一枚岩」のロシアや中国、二大政党によって頻繁に政権交代する米仏のような政体にくらべて補正・復元力が強いとも論じる。

天皇主義者・内田樹による待望の天皇論。


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