経済学部タチバナキ教授が見たニッポンの大学教授と大学生

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経済学部タチバナキ教授が見たニッポンの大学教授と大学生

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492223499
  • NDC分類 377.13
  • Cコード C0036

出版社内容情報

格差研究の第一人者が、大学の教員間格差や知られざる「大学偽装」などの問題を鋭く指摘。全入時代の大学の生き残り策など提言する。

ここまでぬるま湯! 関係者がひた隠す不都合な真実

大学生:講義中はスマホに没頭、中学英語もわからない、小学生より勉強しない
大学教授:研究せず講義は教科書棒読みで週休5日、学会出席と称して観光旅行、それでも年収1000万円超

学生が勉強しないと言われて久しいが、実は大学教授ほど気楽な商売はない。生涯に書いた主要論文がたった2本という教授も存在し、大学当局もぬるま湯体質に目をつぶっている。一方、非常勤講師は増加しており、常勤の教員との格差が大きく、彼らの犠牲となっている。本書では、著者の数十年にわたる国内外での経験から大学の実態を明らかにし、改革を提言する。

第1章 大学教授ほど気楽な商売はない
第2章 揺れる学問の自由、広がる格差
第3章 紀要、教科書、非常勤――知られざる“大学偽装”のカラクリ
第4章 日本の大学生が勉強しない本当の理由
第5章 全入時代で大学はどう生き抜くべきか

【著者紹介】
橘木 俊詔(タチバナキ トシアキ)
京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授、同志社大学経済学部教授を経て、現在京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏米英独で教育・研究職。2005年度日本経済学会会長。専攻は経済学。
著書に、『格差社会』(岩波新書)、『女女格差』(東洋経済新報社)、『早稲田と慶応』(講談社現代新書)、『学歴格差の経済学』(共著、勁草書房)、『東京大学』(岩波書店)、『教育と格差』(共著、日本評論社)、『灘校』(光文社新書)、『日本の教育格差』(岩波新書)、『京都三大学 京大・同志社・立命館』(岩波書店)、『女性と学歴』(勁草書房)、『三商大 東京・大阪・神戸』(岩波書店)、『宗教と学校』(河出書房新社)、『学歴入門』(河出書房新社)、『公立 vs 私立』(ベスト新書)、『ニッポンの経済学部』(中公新書ラクレ)、『実学教育改革論』(日本経済新聞出版社)など多数。

内容説明

学生が勉強しないと言われて久しいが、実は大学教授ほど気楽な商売はない。生涯に書いた主要論文がたった2本という教授も存在し、大学当局もぬるま湯体質に目をつぶっている。一方、非常勤講師は増加しており、常勤の教員との格差が大きく、彼らの犠牲となっている。本書では、著者の数十年にわたる国内外での経験から大学の実態を明らかにし、改革を提言する。

目次

第1章 大学教授ほど気楽な商売はない(be動詞を教える大学に、学生はなぜ来るのか;社会はもはや大卒者をエリートと見なさない ほか)
第2章 揺れる学問の自由、広がる格差(15%と50%の壁―トロウの高等教育発展過程モデル;もはや“象牙の塔”ではない ほか)
第3章 紀要、教科書、非常勤―知られざる“大学偽装”のカラクリ(シビアな理系とぬるま湯の文系;「紀要」で満足する文系の研究者はなぜ論文を英語で書かないのか ほか)
第4章 日本の大学生が勉強しない本当の理由(教育面での業績評価に伴う難題とは;小学生よりも勉強しない日本の大学生 ほか)
第5章 全入時代で大学はどう生き抜くべきか(大学全入の是非;国民全体の質の向上と技術進歩への期待 ほか)

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授、同志社大学経済学部教授を経て、京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏米英独で教育・研究職。2005年度日本経済学会会長。専攻は経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sato1219

4
もう四半世紀も前になるだろうか。当時、学部生も単位取得できる大学院の授業がいくつかあって、マクロ経済学を担当されていたのが橘木先生だった。教科書はなく、むしろ当時の最新の教科書の原典となる論文を毎週一本読んでいくスタイルで、かなり背伸びをしていた自分には、ついていくのが大変だった。(それに勉強したことも今やほとんど忘れてしまっているのでした。)たまに、昼食に誘ってくださることがあって、自分は貧困を解決したいから経済学者になったのだ、とよく仰っていた。先生には、当時の僕たちがどう見えていたのだろうか。2015/03/01

Noriko Okuyama

1
聞いたような話ではあるものの,高等教育について論文に近い体裁で現状を分析してまっとうな提言をしているのだから,タイトルと帯は少しミスリード.こんな煽り文句使わねば売れないということなのかしら.2015/03/17

ひらり庵

0
名前はキャッチーだが、中身はきわめて普通。何かを暴露しているように見せて、安全地帯から一歩も出ていない。これはエリートの限界だろう。紀要論文が2本という教授もいると思うが、取った契約が2本しかない営業マンも探せばいるだろう。その程度の意味しかない。2016/05/20

かもはし

0
工学部ヒラノ教授の経済学版 教授や大学ってクソだなと思っている学生や 院に行って教授職を目指す方にオススメ なぜクソなのか理屈はわかる。 あー大教室の授業とか死ね。(感想)2015/12/01

Tsutomu Yamamura

0
大学教授による大学の内情暴露と批判。サクサクと読めて、大学の実情がさらっとわかるという本です。教育も研究もしない教授が誰の評価も受けずに、競争にもさらされないまま、高い報酬と社会的地位を維持している。よく言われていることなので暴露っていうほどではないですね。2015/09/30

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