宇宙を目指して海を渡る―MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

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宇宙を目指して海を渡る―MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492223420
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

開成、東大、MITへのPh.D.留学を経て、2013年NASAへ。若き航空宇宙工学者が、世界トップ研究機関の秘密を公開する!

内容説明

MIT流夢の叶え方!子供の頃から夢を追って、マサチューセッツ工科大学に6年半の留学。30歳でNASAジェット推進研究所に職を得た著者が、今、なにより伝えたいこと。本物の理系エリートの学び/遊びの流儀。

目次

僕はなぜ海を渡ったか
競争:アメリカの学生が必死に勉強する理由
僕はいかにしてMITで自信を失い、再び取り戻したか
国語力:伝えられなければどんな発見もないのと同じ
僕はなぜMITを好きになったか
創造:革新を生む不真面目さ
僕はなぜ留学支援の活動を始めたか
人材:流出とグローバルのジレンマ
僕はなぜ旅をするのか
挑戦:スケジュールをこなす以上の人生を生きたければ
僕はいかにして宇宙への夢を見失い、それを取り戻したか
進路:夢と選択しの根本的な違い
僕はいかにして伴侶を得たか
決断
僕はいかにしてNASA JPLに職を得たか
夢と死:宇宙開発の意義とは

著者等紹介

小野雅裕[オノマサヒロ]
NASAジェット推進研究所Research Technologist。1982年大阪生まれ。東京育ち。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業し、同年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学科修士課程に留学。2012年に同博士課程およびMIT技術政策プログラム修士課程修了。慶應義塾大学理工学部の助教を経て、2013年5月よりアメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)に勤務し、主に宇宙探査機の自動化技術の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mumiu

61
これは揺さぶられる。夢を叶えようとして、まだ途上ではあるが一歩ずつ進んでいく若者の実行宣言なのだから。同時に自分の生き方についても考えさせられる。自分はどう生きていきたいのだろうか。子どもは親を選べない。生まれる場所さえも。生き方を選択できる環境であったことに感謝すると同時に、もう少し足掻いたり考えたり迷走してもよかったのかなあとも思う。今、これから、選択肢がありすぎる人に、ちょっと立ち止まって触れてほしい。2015/06/14

Kentaro

44
国際宇宙ステーションでは無重力環境を利用した実験が多く行われており、将来的に新薬や新材料の開発に貢献すると期待されている。また、宇宙のために開発された最先端技術を宇宙以外の分野にも応用(スピンオフ)することで社会に貢献できる。例えば、火星を無人で探査するロボットの技術は、原発内部など人間が立ち入れない環境で作業をするロボットに応用できる。 だが、やはりこれだけではない。国が税金を投じて宇宙開発をするいまひとつの理由、そして政治的な理由は、国民に自信を与えることだ。批判的な言葉を使えば「国威発揚」と言える。2020/05/23

vinlandmbit

42
見聞きできない世界の経験談、参考になりました。2020/07/17

AYUKO☆

27
気持ちを揺さぶられるし、色々かんがえさせられた。東大出てマサチューセッツ工科大に留学し今はNASA勤務って凄すぎ。しかも頭がいいだけじゃなくて、自分の夢も叶えてるって羨ましくて読んでてへこむ。自分の価値観がぶれるから、コロナで精神的に不安定になりやすい時にこんなの読んだらいけませんねぇ(^_^;)でも、すごい人がいかにしてそこにたどり着いたかが分かり興味深かった。とりあえず出来るとはったりをかまして自分を追い込む作戦はとても良い。2020/05/24

ヨクト

21
宇宙に恋した著者のMIT留学とNASAへの軌跡。そこには幾度となく挫折しながらも宇宙という夢を視野から外さないで何度も立ち上がり続ける男の姿があった。単純に著者の軌跡を追うだけでなく、留学や海外大学で求められることについても述べられているので現実の実状についても知れる。驚くほど日本の大学と海外の大学では文化が違うようだ。夢を諦めない著者の情熱を羨ましく思い、著者の言うグローバル化・グローバルな人材の認識への警鐘に納得させられた。2014/08/12

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