さらば!超高齢社会悲観論

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さらば!超高齢社会悲観論

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492223291
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C3036

内容説明

74歳まで元気に働くだけで、10.5兆円の新産業が生まれ、社会保障費も12兆円減らせる。明るい超高齢社会がはじまる。キーワードは「新しい価値の発見」と「健康」そして「連携」。

目次

第1章 このままでは国は滅びる!?―まずは超高齢社会の現実を見る
第2章 新しい社会には、新しい2つのモノサシが必要だ―「ライフスタイル価値」と「スマート経済価値」
第3章 「元気高齢者」が22.5兆円の新産業を生み出す
第4章 健康だから働ける。働くから健康でいられる―「長生き×健康」という「健康寿命」の考え方
第5章 「街づくり×エコシステム」がビジネスとライフスタイルを変える
第6章 「街ごと老朽化する未来」をどう防ぐか―「健康未来都市・柏の葉」の未来へ向けた挑戦
第7章 21世紀型街づくりの2つの核―「健康ステーション」と「社会協働システム」
第8章 最先端では何が行われているか?―挑戦者たちの「知×実践」型ソリューション
第9章 立場が異なる「人×人」の連携が未来を拓く

著者等紹介

椎名一博[シイナクニヒロ]
1954年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業後、1989年三井不動産株式会社入社。S&E総合研究所上席主任研究員。2003年より柏の葉の街づくりに従事。2005年にNPO柏の葉キャンパスシティITコンソーシアム(理事長:東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻・淺間一教授)の設立に参画し、オンデマンドバスなどのICTを活用した実証実験を推進。理事。2006年にNPOケミレスタウン推進協会の設立に参画し、事務局長としてケミレスタウン・プロジェクトを推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m!wa

3
自分は高齢化社会が、こわいのですよ。本当。車を運転してるのも、高齢者。野菜を作ってるのも高齢者。病院の先生も高齢者。どこにいっても、じじばばしかいないのです。私が高齢者になる頃には、もっと高齢化が進むわけです。健康が一番なのでね、コツコツ毎日がんばりたい。高齢者になったら、若者を支えてあげられるようになりたいのう。老人になったら若者が支えてくれると思ったのになぁー。2022/07/13

壱萬弐仟縁

3
2030年推計要介護者810万人(21ページ)。相当数施設に入れない老々格差が懸念。介護者も4人に1人がうつ(22ページ~)。やだなぁ。こうした問題に対処する猶予はあと10年(2022)頃(28ページ)。老々格差でなく老々依存の構図(58ページ)。だが同世代格差が今でも顕在化。中年の評者からすると今のところそういう支え合いには手放しで介入できない。人生格差が拡大している為。いい未来を展望したいのはやまやまだが、しかし、現実は既に格差固定で人生格差をフェイスブックの同世代友達からも見えるので複雑な心境だな。2013/01/14

てくてく

0
柏プロジェクトに関わっている三井不動産関係の方が書いた本。柏市のプロジェクトが日本の縮図みたいな考えは前々からどうかな、と思うけど、東大のジェロントロジーのスタディはとても興味があります。 『2030年 超高齢未来 ―「ジェロントロジー」が、日本を世界の中心にする』を読んだ方がいいかも。2013/12/09

谷口裕貴

0
高齢者は支えられるべきものって思い込みって考えは大いに賛成。高齢者のスキルと経験を若者の馬力と結びつけることがこれからの時代は求められると思う。ライフスタイルや価値観の変化が求められていることは自分も感じている。画一的な生活を思い込むこと自体おかしな考えなのか、歴史的な文脈としては、夜寝るものだが、現代は違う。どこに基準を定めるべきなのか…生物学的条件と現代文明の折り合い。もともとはまちづくりから、都市計画から出発した著者が社会保障の専門家である広井先生と同じような考えに至ってることは非常に興味深い。2012/12/07

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