勝ち負けから降りる生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492223000
  • NDC分類 159
  • Cコード C0036

内容説明

「3つの世界」を持つ、「無駄の効用」を知る、「小さな自分」を発見する、「たかが・されど」理論、時間差両立、人生を「面流」に生きる…など、明日がもっと楽になるヒント満載。

目次

第1章 みんなが「勝ち組」をめざす時代(子どもはみんな「勝ち組教育」;過熱する中学受験 ほか)
第2章 「勝ち組」の焦りと不安―「勝ち組」は本当に幸せか?(「勝ち組サラリーマン」はむなしい;勝ち続けないと「勝ち組」ではない ほか)
第3章 それでも人はなぜ「勝ち組」をめざすのか?(それでも人は「勝ち組」をめざす;「親の価値観」という呪縛 ほか)
第4章 「勝ち負け」から降りる第一歩―仕事に何を求めるか(仕事に「生きがい」を求める若者たち;仕事に「生きがい」を求めるな ほか)
第5章 「勝ち負け」から降りる生き方(「3つの体験」を重ねる;「人のつながり」は「場のつながり」から生まれる ほか)

著者等紹介

二神能基[フタガミノウキ]
NPO法人「ニュースタート事務局」代表。1943年、愛媛県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。郷里での学習塾、幼稚園経営のあと、世界各地の教育プロジェクトに参画。1999年、千葉県でひきこもりや不登校、ニートの若者たちの再出発を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」を設立。40年にわたって育成に関わった親子は4000組を超え、多様な教育関係者と「安心親子応援団」を結成し、子育て支援活動に取り組む。早稲田大学講師、内閣府、文部科学省、千葉県などの各種委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケルトリ

3
昔とは違って今の日本では、世間で言われている『理想的な人生』を送るのは難しくなっている、ましてや一度理想のレールから外れてしまったニートや引きこもりが『理想的な人生』へと戻るのはほとんど不可能。そもそも〝努力すれば成功できる〟〝できないのは努力が足りないから〟といった考えすら正しいとはいいがたい。だったらもう年収や地位といったものから解き放たれ、自分の生きがいを重視した生き方をしていった方がいいのかもしれない。2022/04/21

ニック

1
タイトルから気になり読破。いかに勝ち続けることが大変か、今『勝ち』に拘っていた自分にとっては衝撃を受けました。2015/06/14

tsuyoshi1_48

1
勝ち負けに拘る生き方が如何にしんどいか、ということを読者に再認識させる意味ではうまくいっているが、そこから離れて幸せに生きるための具体的な手法を伝えるまでには、残念ながら至っていないような。それはある意味「年収200万以下でどう幸福に過すか」という方法論を述べることなので、実に難しいことだと思う。「勝ち組」にいる人が少しでも楽に生きるために、心の片隅にこういう思考を持っておくのは大事なことかも。誰しもが最後まで勝ち抜けるわけではないのだから。2009/11/08

いすか

0
ほとんどの人はいずれ負けるから、社会で勝つことじゃなくて人間関係などに楽しみを感じようね。日本社会は一度つまづいた人が経済的に自立するにはワープアになるしかないけど。という内容。2017/05/24

りっち

0
面白かった。もう一回通して読む。2012/07/17

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