「信用力」格差社会―カードでわかるあなたの“経済偏差値”

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492222935
  • NDC分類 338.7
  • Cコード C3036

出版社内容情報

サブプライム問題に象徴される新たな格差問題=個人の「信用力」について知られざる闇を解説。自分の知らないところで勝手に“偏差値” 化が進む、「個人格付」の驚くべき実態と対処法を明かす。

内容説明

サブプライム問題の元凶はクレジットスコア!決して歓迎したくないシステムだが、我々にはこの「信用力」問題を乗り切る知恵が必要だ。

目次

序章 「信用力」は年収ではなくカードの記録できまる!―“「経済偏差値」で個人が格付される時代”
第1章 上流カードへのご招待―“ブラックカードの謎を追え!”
第2章 下流カードのすさまじきバトル―“年会費無料カード繁栄のカラクリ”
第3章 あなたはどうみられているか?―“銀行、クレジット会社、消費者金融会社の審査”
第4章 自分のクレジットヒストリーをみに行く―“個人信用情報機関の役割”
第5章 新たな貧困層の出現―“地殻変動が起こる消費者信用業界”
第6章 米国のクレジットヒストリー社会―“「信用力」の証しをクレジットカードに求めたツケ”
第7章 住宅ローン、クレジットカードで審査に落ちないようにするには?―“クレジットスコアをあげる方法”

著者等紹介

岩田昭男[イワタアキオ]
1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、テレビ局勤務、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する消費生活ジャーナリスト。特にクレジットカードと消費者金融については20年来取材を続けている主要テーマであり、消費者信用分野でのセミナー等の講師も数多く務める。近年は、オールアバウトジャパン「クレジット・カード・サイト」のガイドを務めるほか、カード選び専門サイト「岩田昭男のカード道場」を主宰するなどネット上でも活躍。2003年にNPO法人「ICカードとカード教育を考える会(略称JICC)」を設立し、電子マネーや個人情報保護問題にも精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hanzou_mk

1
アメリカではクレジットカードの履歴・実績で個人のステータスが計られる。日本人からしてみれば大袈裟に聞こえるような内容。だけど、実際に住宅ローンを組んだときに、信用力ってのが甚だ重要なのだなと実感したので、この本の内容も「ふーん、そうか」では済まされないかなと。危機感というか、基本的な事をちゃんとしなきゃですね。あたりまえだけど、それができないケースは多いし、信用を勝ち取るのは難しい。頭の隅に置いといて悪くない内容です。2013/05/15

horihorio

0
個人の信用情報がどの様に集められているか、そしてそれらの情報がどの様に使われているのかがまとめられた本。業界関係者にとっては当り前なのだが、成書として纏まったものは案外ないので、その意味では貴重かもしれない。ただアメリカのFICO、それ自体も形骸化していることの記載が無いのはなあ…。形骸化なしでは、サブプライムの話が説明出来ない、と思っているのだが。2012/03/13

ルーファー

0
クレジットカードのシステムの内部を理解する。2009/01/31

草か

0
個人情報に五月蝿い昨今の日本では米のようにはならないと思いますが誠実に生きている人にある程度利益があってもいいと思いますね。2008/12/29

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