出版社内容情報
話題作『希望のニート』に続く第2弾。母親を2回丸坊主にした若者、2年間風呂から出ない少女など、知られざる実態を明らかにし、「普通の子が親を殺す原因」を始めて明らかにする1冊。
目次
第1章 激増する家庭内暴力(「助けてください。もう殺人事件が起きます」;包丁を手にとった息子 ほか)
第2章 奴隷化する親、暴君化する子供(家庭内暴力が起こる家庭は「普通の家庭」;暴力をふるうのも「普通の子」 ほか)
第3章 「普通の子」が暴力をふるう理由(家庭内暴力を起こすのは皆、普通の子;未来が見えないことへの不安 ほか)
第4章 「勝ち組教育」がすべての根源(親はみんな子供想い;本当の原因は親ではない ほか)
第5章 家庭内暴力とどう向き合うか(家庭内暴力を「自分の問題」として考える;起こった時にどうするかが大切 ほか)
著者等紹介
二神能基[フタガミノウキ]
1943年、愛媛県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。学習塾、幼稚園経営のあと、世界各地の教育プロジェクトに参画。早稲田大学講師、文部科学省、千葉県などの各種委員を歴任。現在、NPO法人「ニュースタート事務局」代表。1993年から目的を喪失した若者をイタリアのトスカーナ地方の農園に預け、若者の元気を取り戻そうというプロジェクトを手がける。その後、千葉県でひきこもりや不登校、ニートの若者たちの再出発を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」を設立。現在は、「世の中をよくする仕事、生きることが楽しくなる働き方をつくり出そう」と、世界88カ所に「雑居福祉村」をつくる活動に邁進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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