出版社内容情報
従来の「公」の分野に積極的に関わる市民が増えてきた。彼らの声をどう社会に反映させるか。第一線で活躍するNPOの実務家と行政官が、自らの体験を交えて提言。
内容説明
第1部では、「公」の分野を「官」から取り戻すべく、それぞれの現実世界で活動しておられる方々や、新しい「官」のかたちを模索している方々が、それぞれ、どのような思い、志でその活動を進めているのかを、実際に生じている問題点とともに執筆。第2部には、目加田、菅谷、村尾各氏が、お互いに議論を重ねながら本書の構想を練っていた際に、それぞれが関心を持っていたテーマを掘り下げて執筆している。
目次
巻頭対談 「民力」が担う新しい「国のかたち」
第1部 民の力で行政の融解がはじまる(市民参加で教育は変わる!―NPOと学校の協働への課題と未来;「協働作業」で医療を変える―COMLの経験から;NPOが社会変革の源流となる ほか)
第2部 民力をいかす仕組みづくり(「公」を担う主体としての「民」―市井が政策提言する民主性社会へ;市民社会を醸成させる「情報化」とは;市民活動を支える公的支援のあり方)
第3部 新・民主主義をどう創造するか(進化し続けるNPO/NGO)
著者等紹介
沢昭裕[サワアキヒロ]
経済産業研究所コンサルティングフェロー、経済産業省産業技術環境局環境政策課長。一橋大学卒業。通商産業省入省。工業技術院人事課長、経済産業研究所研究調整ディレクターなど経て現職。MPA
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