出版社内容情報
男女差別という障壁をクリアするべく、さらに新しい人間関係や職場環境を作り上げなければならない。フェミニストの立場で数々のリポートをしてきた著者の新作。
内容説明
男と女は、ジェンダーの差異を無視して互いに対立しあうのではなく、互いの異なった力を認め合い、それを誇りとしながら一緒に働くことに価値を見いだすことができる。ジェンダーの差異は創造的にもちいられた場合には、最もエネルギーにあふれた生産的な活力となりうる。本書を読み進むことによって、頭の中から男性優位の神話を消去し、創造的な関係を築くソフトウエアをインストールできる。
目次
1 ビジネスに関するミニ・ハイト・リポート:企業とセックス
2 男と女はどうしたら一緒に働けるか
3 CEOとあなた:あなたの生活を支配する人々
4 女と一緒に働く男:女と一緒に働く男が知っておくべきこと
5 男と一緒に働くにはどうしたら良いか:男と一緒に働く女が知っておくべきこと
6 女は他の女とどのように働いているか
7 セクシュアル・ハラスメント
8 オフィスでの愛とセックスはタブーか
最終的なソフトウエア
著者等紹介
ハイト,シェア[ハイト,シェア][Hite,Shere]
1942年、米国ミズーリ州生まれ。ハイト・リサーチ・インターナショナル所長、ハイト財団理事長、日本大学大学院国際関係研究科客員教授。博士(国際関係、日本大学)。米国コロンビア大学大学院修了後、1976年に著した『女性の性に関するハイト・リポート』は世界的にセンセーションを巻き起こし、英国紙が選んだ20世紀の名著100冊の1つに挙げられている。以後、『男性の性に関するハイト・リポート』、『家族に関するハイト・リポート』等十数冊にわたる一連の著作を世に出している。パリとロンドンを拠点に活躍し、各国の大学でジェンダー論を講じているこの分野での第一人者である
石渡利康[イシワタリトシヤス]
1936年、東京生まれ。日本大学教授。早稲田大学法学修士、博士(国際関係、日本大学)。北欧法学者であると同時に、性学者としても多くの著書と翻訳書がある
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