内容説明
現在の日本を取り巻く領土問題をとりあげ、日本人なら知っておきたい基礎知識をやさしく解説。
目次
第1部 基礎から知る、日本の領土(日本の領土・東西南北、知ってますか?;北方領土の現状・歴史・経緯;竹島の現状・歴史・経緯;尖閣諸島の現状・歴史・経緯)
第2部 最新ニュースがわかる!その真相(日本の公式見解;北方領土領有のメリット;竹島領有のメリット;尖閣諸島領有のメリット ほか)
著者等紹介
中沢孝之[ナカザワタカユキ]
1935年1月中国・大連市生まれ。時事通信社経済部、シンガポール、クアラルンプール特派員、モスクワ支局長、外信部長、県立新潟女子短期大学教授、長岡大学教授を経て、時事総合研究所客員研究員
日暮高則[ヒグラシタカノリ]
1949年8月千葉県生まれ。時事通信社北京、香港特派員、ソウル移動特派員、社会部、海外部次長などを経て、東京外国語大学、千葉商科大学非常勤講師
下条正男[シモジョウマサオ]
1950年5月長野県生まれ。三星綜合研修院主任講師(韓国・三星グループ)、市立仁川大学校客員教授(韓国)、拓殖大学国際開発研究所教授を経て、拓殖大学国際開発学部教授
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感想・レビュー
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金平糖
4
過激な反日デモを見て心を痛め、領土問題に無関心だったことを反省。少しでも知ろうと手に取るが、2005年の状態と現在がまったく変化していないことに愕然とさせられた。丁度、本書を参考文献の一つにしたかと思えるような池上彰さんの領土問題に関する特番があり、より理解が進む。しかし、読めば読むほど、知れば知るほど、解決は困難に思え、暗澹たる思いに。国力が低下してきた米国が中国に歩み寄り、中国と韓国が連動?既に米国はイスラエルの梯子を外し始め、次に外すのは…?狭い国会内の権力争いに始終せず、外交に力を入れるべき時!2012/10/03