出版社内容情報
「１０年に１人の大物次官」斎藤次郎の２年間は、皮肉にも大蔵省パワーの凋落を白日の下に晒した。最強神話は崩壊するのか？ 剛腕トップ官僚の苦悩と迷走のドラマ。
内容説明
連立時代を迎え、戦後最大の危機に直面する官庁の中の官庁。政官綱引きの内幕を描く迫真のドキュメント。
目次
序章 戦後最大の転換期
１章 非自民政権の登場
２章 攻防・国民福祉税
３章 自社さきがけ連立内閣
４章 消費税率引き上げ戦争
５章 大蔵省人脈の虚実
６章 迷走の日銀総裁人事
７章 天下りネットワークの危機
８章 政府系金融機関統合問題の迷路
９章 四面楚歌
終章 幻の最強神話
