内容説明
日本の出版社数から市場規模まで数字で業界を読み解く。複雑な流通のしくみから、インターネット書店・チェーン型新古書店の出現まで変化の激しい業界の動向をわかりやすく解説。老舗出版社から新興出版社までの、設立秘話から現在の動きまでが興味深く読める。
目次
第1章 数字で見る出版業界(日本の出版社の数は?;出版業界の市場規模はどのくらい? ほか)
第2章 アマゾン、ブックオフ―変化の激しい出版業界(出版文化の敵?書籍流通の先駆者?;全国どこでも本が読める流通の仕組 ほか)
第3章 出版業界の仕事内容(編集者の仕事とは?;ライターの仕事とは? ほか)
第4章 覗いてみよう編集の仕事(週刊誌購読は、“知的な暇つぶし”!?;「家族の絆」をテーマに時事ネタを追う ほか)
第5章 創立者の顔が見える。出版社今昔物語(新しい歴史を作らなければならない音羽グループ;出版界の担い手となる一ツ橋グループ ほか)
著者等紹介
櫻井秀勲[サクライヒデノリ]
1931年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。光文社『女性自身』編集長に31歳で就任、100万部雑誌に育て上げ、以後、祥伝社『微笑』などの編集長を歴任。学習研究社では主幹として『ラ・セーヌ』を創刊し、出版界三大山脈の女性誌に携わる。現在、株式会社ウーマンウエーブ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ステビア
14
浅く広くって感じだが、けっこう勉強になった。ありがとう。2015/04/08
魚京童!
7
やっぱり独特の小さな会社が寄り合ってる方が本として面白いものができると思うのです。2015/10/07
舞台
4
現在の出版業界事情、それぞれの出版社の歴史、編集者のしごとの内容などが具体的に書かれていました。2015/02/22
🍭
2
023、図書館本、2008年発行。第一章と第五章が面白かった。印税って思ってたよりも大したことないのな……今なら音楽でカラオケとかで稼ぐ方が儲かりそう。有名出版社の成り立ちはもう少し深堀りしたものが読みたいかも。2024/10/22
しろ
2
☆5 結構出版社によってカラーが違うし,仕事も様々で自分のやりたいことはなかなか出来なそう,だと感じた。これから辛くなるかもしれないけど,大切な業種だと思う。2010/03/22