出版社内容情報
貸し渋りをしのぐ方法、新たな融資を引き出すための意外なテクニック、財務体質強化のための最新手法などを今までの貸し渋り対策書とは全く異なる観点で指南。
内容説明
金融機関がリストラを進める裏では、「貸し渋り」や「貸し剥がし」が横行し、とりわけ中堅・中小企業は資金繰りの厳しさにあえいでいます。もっとも、企業自身も環境の変化を見据えた改革、努力が遅れていたことは事実です。しかし、金融機関の一方的な通告や「お願い」を全て受け入れる必要はありません。そのためには、自己防衛も必要ですし、努力も必要です。資金繰りは戦いなのです。本書は、金融機関が自らの延命のために採ると思われる施策を予測しつつ、それらに対して企業が適切な対応をし、金融機関と対等な立場でつき合うための知識や手法を解説しました。企業自身が資金繰りの主導権を持ち、ゆくゆくはキャッシュフロー経営を実現できるようになるまでの一連のノウハウが得られるはずです。
目次
第1部 これからの資金繰り
第2部 とりあえず急場をしのぐ公的融資
第3部 まだまだ融資は引き出せる
第4部 経営体質強化はこれが正解
第5部 資金繰りを根本から変える