目次
昭和編(2)(世界恐慌(一九二九年‐一九三三年)(世界恐慌の勃発とその事情;世界恐慌の進展と各国経済の崩壊 ほか)
金輸出再禁止の不可避化とその断行(金再禁止論の擡頭とその背景;金輸出再禁止を余儀なくさせた諸事情 ほか)
昭和七‐十年の経済隆興(昭和七年以降の経済降興の展望;財政の大膨脹と満州開発(七年以降の経済膨脹要因としての) ほか)
準戦時経済時代並びに戦時経済への突入(二・二六事件勃発と経済基盤の変革;準戦時財政の飛躍的膨脹とその背景 ほか))
著者等紹介
高橋亀吉[タカハシカメキチ]
明治24年1月、山口県徳山市に生まる。大正5年早稲田大学卒業、約2年会社勤めをやり、大正7年東洋経済新報社に入社。編集長を最後の肩書に、大正15年退社。以来わが国最初の経済評論のフリーランサーとして活躍。この間、無産政党運動や農民運動に関係し、日本資本主義論争においても論陣を張った。その後高橋経済研究所を創設して、日本経済の実証分析と歴史的研究に専念。著作は100冊を超える。経済史関係の主なものに、『大正昭和財界変動史』全3巻、昭29~30(経済学博士を授与される)、昭43(日経経済図書文化賞受賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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