目次
昭和編(1)(昭和二年の金融大恐慌(円為替急騰と財界の悪化;財界整理の内部疾患とその症状 ほか)
金融恐慌後の財界整理と経済回復難(昭和二‐四年の金融の大緩慢;金融恐慌後における財界不振 ほか)
旧平価金輸出解禁(金輸出解禁問題の経過と当時の認識;浜口内閣の旧平価金解禁準備声明 ほか)
金解禁後の経済大恐慌(金解禁後の恐慌爆発とその事情;昭和五‐六年恐慌の進展と当時の観測 ほか))
著者等紹介
高橋亀吉[タカハシカメキチ]
明治24年1月、山口県徳山市に生まる。大正5年早稲田大学卒業、約2年会社勤めをやり、大正7年東洋経済新報社に入社。編集長を最後の肩書に、大正15年退社。以来わが国最初の経済評論のフリーランサーとして活躍。この間、無産政党運動や農民運動に関係し、日本資本主義論争においても論陣を張った。その後高橋経済研究所を創設して、日本経済の実証分析と歴史的研究に専念。著作は100冊を超える。経済史関係の主なものに、『大正昭和財界変動史』全3巻、昭29~30(経済学博士を授与される)、昭43(日経経済図書文化賞受賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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