日露戦争を演出した男モリソン〈上〉

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日露戦争を演出した男モリソン〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784492060476
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0021

内容説明

G.E.モリソン(1862~1920)は、動乱の北京で23年間、前半はジャーナリストとして反露親日の世論喚起に縦横無尽の活躍をし、後半は中華民国大総統顧問として嵐の中をかろうじて進む新中国の舵取りをしたオーストラリア人である。欧米列強の一員として国際舞台に初めて登場した「若き日本」を雄大なスケールで描いた歴史ドキュメントの大作。

目次

1 暴露(世紀のスクープ;日本外交、元服す;北京名物ドクター・モリソン;手詰り)
2 工作(日英同盟;満州再燃;吠える戦争屋;カイザーの画策;「開戦の好機を逃すな」;開戦への駆引き)
3 開戦(奇襲攻撃;神出鬼没の特務班;タイムスの勇み足)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukision

36
義和団事件の北京籠城後、日本人の活躍を世界に報道したロンドンタイムス記者モリソンの日記などを基にした日露戦争の歴史ドキュメント。日本が存亡の危機を迎え開戦に向かっていくが、その背後には欧米諸国の冷徹な駆け引きがあった。真珠湾攻撃と同じく奇襲攻撃をした日露戦争では、モリソンの記事をきっかけに世界世論は圧倒的に親日的だったため、ロシア以外からはほとんど非難されなかったという。国際世論形成の重要性がこの頃から変わらないとは。2020/10/09

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