出版社内容情報
ミュージシャンとして充実した人生を送っていた1997年、
著者は自分のCDをオンラインで販売するためのサイトを起ち上げる。
「俺のCDも売ってくれないか」と友人、あるいは友人の友人から頼まれ、
それに応じるうちに「図らずも」ビジネスを初めてしまい、
著者はそれに「CDベイビー」と名付けた。
ビジネスを大規模に展開するつもりなどまったくなかった著者がとったのは、
音楽業界の通常のやり方とは逆のやり方。業界関係者にとって最適な形
ではなく、ミュージシャンにとって最適な形を模索したのだ。
するとかえってビジネスは発展し、起ち上げてから10年後、著者は
「CDベイビー」を2200万ドルで売却する。
会社を起ち上げてから売却するまでの10年間、著者は起業や経営、
お金や時間の使い方に関する数多くの課題に向き合い、自分なりに答えを出してきた。
本書は、そうして著者が学んだことを48のレッスンとしてシンプルにまとめたもの。
お金は二の次。自分も相手も幸せにすることだけをしよう、と説く著者の言葉は、
これからの生き方、働き方を模索する日本人にきっと刺さるのではないだろうか。
原書はアマゾンレビュー計5000件超と話題に。「忘れかけていた初心を思い出させくれる」
「基本に立ち返るのに役立つ」とベテラン起業家からも絶賛の内容。
「この本を読むことは、あなたにとって最高の時間となるだろう」ーーフォーブス誌
内容説明
お金のために起業しない伝説の起業家の哲学。「普通」とは逆をいって成功を収めた実話。思考の解像度を高める教え。
目次
10年分の経験を1時間で
何を羅針盤にするか?
自分のCDを売りたかっただけ
「完璧な世界」を前提にしてみる
数字2つだけのビジネスモデル
これは革命ではない
ヒットしなければ、切り替える
「絶対イエス!」か、さもなきゃノー
計画は根本から変わるもの
出資を受けないことの利点
最初の一歩は、お金なしでも踏み出せる
シェアすることから始めよう
アイデアは実行してこそ価値がある
ビジネスの体裁を整えるべき?
小さな顧客をたくさん持つことの強み
堂々と対象を絞り込む
僕が広告を出さなかった理由
もしこのうちの1%が…
それは数ある選択肢のひとつ
計画やビジョンはいらない〔ほか〕
著者等紹介
シヴァーズ,デレク[シヴァーズ,デレク] [Sivers,Derek]
1969年生。米カリフォルニア州出身。幼い頃からロック・ミュージシャンを志し、ボストンのバークリー音楽大学に入学。卒業後は若くしてプロミュージシャンとして音楽で生計を立てる(坂本龍一の日本ツアーにもギタリストとして参加)。1998年、自分のCDをオンラインで販売してくれる業者がなかったことをきっかけに、インディーズ系CDのオンライン販売サイト、「CDベイビー」を自ら立ち上げる。2008年、同社を2200万ドル(2024年のレートで約33億円)で売却。現在は世界各国を数年おきに移住しながら、執筆・講演などを中心として精力的に活動を続けている。現在はニュージーランドの豊かな自然の中、幼い息子と2人で暮らしている
児島修[コジマオサム]
1970年生。英日翻訳者。訳書に『全員“カモ”』『マッピング思考』(以上、東洋経済新報社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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merci
satoru
KARA
太郎ぴよぴよ
ゆーせー