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出版社内容情報
ブリジト王国との戦いに勝利しユラシアを救うことに成功したエルヒン。さらに軍備を整えるための隠し鉱山を手に入れたことで、世界制覇に向けて本格的に動き出していく。一方前回の侵攻でエルヒンに敗れたナルヤ王国参謀フラン・バルデスカはリベンジを果たすべく大征伐の準備を着々と進めていた。大征伐の情報を予め手に入れていたエルヒンは、その戦乱に乗じてルナン王国を乗っ取るべくある「奇策」を計画するのだが――!? WEBで話題の本格派戦略ファンタジー第3弾!
内容説明
ブリジト王国との戦いに勝利したユラシアを救うことに成功したエルヒン。さらに軍備を整えるための隠し鉱山を手に入れたことで、世界制覇に向けて本格的に動き出していく。一方前回の侵攻でエルヒンに敗れたナルヤ王国参謀フラン・バルデスカはリベンジを果たすべく大征伐の準備を着々と進めていた。大征伐の情報を予め手に入れていたエルヒンは、その戦乱に乗じてルナン王国を乗っ取るべくある「奇策」を計画するのだが―!?WEBで話題の本格派戦略ファンタジー第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
84
ナルヤ王国の本格進行によってルナン王国はあっさり滅亡。主人公は見事に目的を達成し、次巻から大陸統一を目指すルートへ。しかし主人公も大概チートだがバルデスカ家の宝具も大概だな。この宝具がある限り何度でも立ち向かってくるが、ナルヤ王国も兵には限りがあるので次はどんな手を使ってくるのか。旧ルナン王国南部と旧ブリジト王国は主だった敵はいないだろうし、主人公のカリスマ性も相まって直ぐ征服できそう。次巻も楽しみ。2022/01/22
こも 旧柏バカ一代
22
また隣国が攻めて来て、自国の王が王都を捨てて逃亡。でも敵軍に捕まり首を跳ねられ国としては滅んでしまった。それでも、残党の将軍達を回収して敵軍を押し返しして何とか自身の領土の独立は手に入れた。なんかまだ読み込めてない感じがする。2022/05/06
真白優樹
9
秘密の鉱山を手に入れたエルヒンが戦争に備える中、彼の不在を突きルナンが滅亡する戦争が始まる今巻。―――真価を問え、戦乱の中に己の価値を。 本当の意味での戦いの始まりと言える、真の意味でのゲームの歴史が始まる今巻。群像劇的な要素が更に高まる中、ぶつかり合いの熱い戦争が始まる巻であり、本当の意味での熱さが始まる巻である。幾つものものを失いながら、それでも進むエルヒン達。彼の元に反撃の機運が集い高まっていく中、奇策から始まった天下統一への道程は、この状況からどう進むのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2021/11/07
尚侍
7
物語的には面白かったのですが、オチがどうにも受け入れられませんでした。たしかに世界観的には有りなのかもしれませんが、ここまでわりと地道にコツコツと国造りをしてきていて、この路線で行くのかなと思っていたところにあのオチは……。あそこであのカードを切ってしまうと、今後も同じような展開が繰り広げられる可能性があるわけで、そうなるとちょっと自分の好みからは外れてしまいますね。2021/11/16
ましろ
6
転生前のゲーム知識で戦争の始まりを予感していた主人公は、隠し鉱山を手に入れたりと着実に軍備を整えていきます。 前回の敗北で最大限彼を警戒する敵国の参謀が強敵で、お互いに相手の裏をかくべく策略を巡らせます。 兵士の兵科、士気、訓練度はもちろんのこと、それぞれの武将の武力や知力、指揮力、さらには領地の民心までもが戦いの大きな鍵を握り、それを数値化してくれる要素には男心を擽られました。 自身の国を作ろうと野心を燃やす主人公に終始魅せられ、本格的な戦略ファンタジーを楽しむことができました。2021/12/03