お医者さんは教えてくれない妊娠・出産の常識ウソ・ホント

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  • サイズ B6判/ページ数 318,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492045541
  • NDC分類 598.2
  • Cコード C0077

出版社内容情報

医師に教わる「妊娠中してはいけないこと」は本当か? データ分析のプロが本当はOKなもの、知られざる禁止事項を明らかにする。

いま、米国で話題沸騰の最新医学情報!

●妊娠初期の40℃以上のお風呂→無脳症のリスク
●レアの肉、ガーデニング→トキソプラズマ症のリスク
●体重の増えすぎより十分増えない方が問題

データ分析のプロが、信頼できるデータを提示し、知られざるリスクも明らかに!
妊娠しやすくする方法、男女の産み分け、食べたほうがいいもの・食べないほうがいいもの、体重増加に関する情報、つわり、出生前診断、出生前スクリーニング、早産、ハイリスク妊娠、陣痛誘発剤、バースプラン等を徹底分析。
妊娠から出産までの各段階で「気をつけるべきこと」と「悩まなくていいこと」を丁寧に解説します。


【推薦の言葉】
「本書はこれからママになろうとしている女性たちに大きな安心感を与えてくれる。オスターは妊娠にまつわるくたびれた神話のウソを暴き、本当に大切な問題に光を当てた」
――ハーヴェイ・カープ(ベストセラー『赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ』の著者、医学博士)

「エミリー・オスターという優秀な書き手によって、ようやくすべてがすっきりした。オスターは大いなる不安と世の常識に挑み、読者に事実を提示する。本書は新たな知識を与えてくれると同時に、心を落ち着かせてくれる。私まで妊娠したい気持ちになったほどだ」
――パメラ・ドラッカーマン(『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』などのベストセラー作家)

「本書は読者を、妊娠と出産をめぐる興味深くも安心感のある旅へといざなってくれる。しかも一つひとつの曲がり角に、進むべき道を示すデータがある。初めから終わりまで、オスターは妊娠に関する既存の研究の主要成果を丁寧に読み解いてくれる。唯一残念なのは、私と妻が三人の子供を授かる前に本書のすばらしい知恵を享受できなかったことだ」
――チャールズ・ウィーラン(『統計学をまる裸にする データはもう怖くない』の著者)

「妊娠中の不安を鎮める特効薬はデータしかない。その確かなデータを提示してくれるのがエミリー・オスターだ。著者の人間味あふれる読みやすい本書は、妊娠中の不安を半減させてくれる。妊娠の研究に新たなヒロインが誕生した。すべての妊婦が本書を歓迎し、オスターにエスプレッソをおごりたい気分になるだろう」
――レイチェル・シモンズ(ベストセラー作家)

「本書は妊娠にまつわる一番大切なデータを興味深く提示し、安心感を与えてくれる。これから親になる人たちにとり、常識を疑うきっかけになるはずだ。ベッドで安静にしていれば安心と思っているなら、考え直したほうがいい。本書はあなたが手に取る妊娠本の中で一番大切な一冊になるはずだ」
――スティーブン・D・レヴィット(ベストセラー『ヤバい経済学 : 悪ガキ教授が世の裏側を探検する』の共著者)

はじめに
第1部 始まり:妊娠する
第1章 準備作業
第2章 データ重視の妊娠
第3章 2週間の待機期間

第2部 妊娠第1期
第4章 カフェイン、アルコール、タバコの弊害
第5章 流産のリスク
第6章 デリミートにご用心!
第7章 つわりと姑
第8章 出生前スクリーニングと出生前診断
第9章 ガーデニングの意外な危険性

第3部 妊娠第2期
第10章 2人分食べてもいいの?
第11章 男の子? 女の子?
第12章 大切なのは運動? それとも休養?

第4部 妊娠第3期
第13章 早産(そして「安静」の危険)
第14章 ハイリスク妊娠
第15章 このままずっと産まれないの?
第16章 誘発分娩  

第5部 お産
第17章 お産にまつわる数字あれこれ
第18章 バースプラン
第19章 出産を終えて
エピローグ  
謝辞  
訳者あとがき

【著者紹介】
エミリー・オスター
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス准教授
2007年には一流の講演者が集まることで有名な「TEDカンファレンス」に登壇したほか、その研究成果は『ニューヨーク・タイムズ』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『フォーブス』、『エスクァイア』など主要メディアで紹介されている。夫は経済学者ジェシー・シャピロで、両親も経済学者である。愛娘ペネロペの母親の顔も持つ。

内容説明

いま、米国で話題沸騰の最新医学情報!体重の増えすぎより十分増えない方が問題。レアの肉、ガーデニング→トキソプラズマ症のリスク。妊娠初期の40℃以上のお風呂→無脳症のリスク。

目次

第1部 始まり:妊娠する(準備作業;データ重視の妊娠;2週間の待機期間)
第2部 妊娠第1期(カフェイン、アルコール、タバコの弊害;流産のリスク;デリミートにご用心!;つわりと姑;出生前スクリーニングと出生前診断;ガーデニングの意外な危険性)
第3部 妊娠第2期(2人分食べてもいいの?;男の子?女の子?;大切なのは運動?それとも休養?)
第4部 妊娠第3期(早産(そして「安静」の危険)
ハイリスク妊娠
このままずっと産まれないの?
誘発分娩)
第5部 お産(お産にまつわる数字あれこれ;バースプラン)

著者等紹介

オスター,エミリー[オスター,エミリー] [Oster,Emily]
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス准教授。その研究成果は『ニューヨーク・タイムズ』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『フォーブス』、『エスクァイア』など主要メディアで紹介されている

土方奈美[ヒジカタナミ]
翻訳家。1995年慶應義塾大学文学部を卒業、日本経済新聞社に入社し、『日本経済新聞』、『日経ビジネス』などの記者を務める。2008年に独立。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナーの資格を保有し、経済・金融分野を中心に翻訳を手がける。2012年、モントレー国際大学院で翻訳修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

EnJoeToh

18
みんな読むとよい意思決定本。2015/01/31

tera

7
気鋭の経済学者である著者が、自身の妊娠出産を機に定説化しているタブーなど(妊婦の飲酒等)についてどれほど妥当性があるかを検証した。そのエビデンスをもってどう行動すべきかを強調するのではなく、個々人で決めていくべきとの主張は穏当で同意できる。文章もユーモアたっぷりで非常に面白い。内容には文句はないが本の表紙や日本語タイトルは無根拠な自然分娩礼賛派の本のような雰囲気でいただけない。2016/12/09

mawaji

5
円城塔・田辺青蛙の夫婦エッセイを読んで手に取りました。経済学者である著者が妊婦健診・分娩に臨むにあたって意思決定のために必要な正しいデータとプラス面・マイナス面を判断する方法が経済学的手法で書き記されています。医学的リサーチと経済学的思考の類似点がとても興味深し。自然分娩と誘発分娩の証言の比較はヒューリスティック・バイアスがかかっているのではなかろうか。著者のような「気難しい」妊婦さんの質問にはちょっとヘキエキしてしまうかもしれませんが、それでもきちんと答えられるよう努力すべきでしょう。けっこうオススメ。2017/09/23

San fairy Ann

4
すばらしい本 子どもを持つことを考えるすべてのカップルが読んだほうがいいんじゃないか 妊娠・出産まわりはやたらと禁則事項やルールが多いが、実は医者すら間違ったあるいは信頼性の低い実験データから導き出された意味のないルールを妊婦に押し付けていることがあり、しかもその押し付けは善意によってなされているため妊婦は守れない自分が悪いんだ、と自ら追い詰めてしまう これはそんな女性への福音の書と言っていいだろう 数々の実験データをデータ解釈のプロたる経済学者夫婦の著者が吟味した結果科学的に適切な情報のみを提供するもの2015/02/19

esbee

2
息抜き部分の夫のクズ面がおもしろいwww『妊娠中は炭のように真っ黒に焼けたステーキが出てきた。隣ではジェシーが相変わらずレアステーキをおいしそうに頬張っている。一度「あなたもつきあってウェルダンを食べたら」と言ってみたが、笑い飛ばされてしまった』『朝起きて、ひどく具合が悪いのに、夫に「キミが具合が悪そうでなんだか嬉しい」と言われるのほど最低なことはない。私が本当に吐いたとき、ジェシーは見たこともないほど嬉しそうな顔をしていた』2016/08/10

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