出版社内容情報
争訟の思考構造と判断基準となる4つの基本原理を柱に、調査立会・不服申立・訴訟の各段階で闘い方のコツを指南。日本初の納税者勝訴判決である「税額控除否認事件」、課税実務を根底から砕いた「弁護士必要経費事件」、青色申告承認取消再調査申立てなど、これまで著者が携わった事案22件を聞き手との軽快なやりとりで語る。
内容説明
勝訴率60%。軽妙な対話と語り口で、具体的にどうやって闘いどのように勝ったかを展開。“課税根拠となる条文の事案へのあてはめを論理的に考え抜く”という基本的行動原則こそが成功に導く鍵。
目次
第1部 税務との出会いと基本原理(出会い;闘うための基本原理)
第2部 調査立会・不服申立て・訴訟 闘ってきた実例編(相続税・贈与税;法人税;所得税;消費税・固定資産税;青色申告承認の取消し、その他)
著者等紹介
山本洋一郎[ヤマモトヨウイチロウ]
弁護士・税理士(山本法律会計事務所)。1947年大分生まれ
三木義一[ミキヨシカズ]
弁護士・青山学院大学名誉教授。1950年東京生まれ。1973年中央大学法学部卒業、75年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。博士(法学)。静岡大学法学部教授、立命館大学法学部・同大学院法務研究科教授、ドイツ・ミュンスター財政裁判所客員裁判官、青山学院大学法学部教授・学長(2015‐19年)などを経て、2019年より山本法律会計事務所に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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