出版社内容情報
経営者の経典、ドラッカーの『マネジメント』と『論語』には驚くべき共通点がある。現代にも役立つ、東西2人の知の巨人の本質に迫る
長きにわたって読み継がれる
「経営者の二大経典」が一挙にわかる画期的書!
孔子の『論語』とドラッカーの『マネジメント』。 両者が生きた時代はまったく異なるが、『論語』と『マネジメント』で語られる「組織」、そして人間の生き方という部分では、本質的な共鳴を見せている。
難解な『マネジメント』を読み解くため、『論語』をサブテキストとして用いる。一見すると奇をてらったような手法に見えるが、実はドラッカーを理解する「近道」だと私は考えている。
東西の2人の知の巨人が後世に生きる我々になにを伝えたかったのか。読者の皆様がそれを理解していく上で、本書がその一助になれば幸いである。(序章より)
はじめに ドラッカーと孔子の対話
序章 もしドラッカーが『もしドラ』を読んだら
第1部 ドラッカー思想の本質
1章 マネジメント<徳治>
2章 マーケティング<知己>
3章 イノベーション<学習>
第2部 ドラッカー思想の歴史的意義
4章 全体主義<組織の罠>
第3部 ドラッカー思想の現代的意義
5章 情報<コンピューターの衝撃>
6章 ポスト資本主義<組織解体の時代の組織>
終章 未来への道
【著者紹介】
安冨 歩(ヤストミ アユム)
東京大学東洋文化研究所教授
1963年生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行勤務。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、現職。著書に『生きるための論語』(ちくま新書)、『超訳 論語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『生きる技法』(青灯社)、『原発危機と「東大話法」』『幻影からの脱出』(明石書店)、『もう「東大話法」にはだまされない』(講談社)、『経済学の船出』(NTT出版)、『生きるための経済学』(NHKブックス)、『複雑さを生きる』(岩波書店)などがある。『満州国の金融』(創文社)で第40回日経・経済図書文化賞受賞。
内容説明
孔子が「インターネット」を語ったら?東西の知の巨人、二五〇〇年越しの対話。経営者の二大教典がわかる画期的書。
目次
もしドラッカーが『もしドラ』を読んだら
第1部 ドラッカー思想の本質(マネジメント―徳治;マーケティング―知己;イノベーション―学習)
第2部 ドラッカー思想の歴史的意義(全体主義―組織の罠)
第3部 ドラッカー思想の現代的意義(情報―コンピューターの衝撃;ポスト資本主義―組織解体の時代の組織)
未来への道
著者等紹介
安冨歩[ヤストミアユム]
東京大学東洋文化研究所教授。1963年生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行勤務。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
こも 零細企業営業
おたま
おおにし
はまななゆみ