日本語の技法―読む・書く・話す・聞く‐4つの力

個数:
電子版価格
¥1,232
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

日本語の技法―読む・書く・話す・聞く‐4つの力

  • 齋藤 孝【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 東洋経済新報社(2013/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 28pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 04時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492045145
  • NDC分類 810
  • Cコード C3034

出版社内容情報

要約する力+感情を読む力を鍛える練習で、読む・書く・話す・聞く──4つの力がアップする齋藤孝流国語力の鍛え方。

日本人なのに、日本語で損することなんてあるのでしょうか?

人間関係は、言葉でよくなり、言葉で壊れます。

日本語力の足りない人は、本人も気づかないうちに誤解され、
いつの間にか嫌われていたりします。

一方、日本語力が十分な人は、
的確に相手の感情を掴んだり、意思を伝えたりできます。

だから、日本語力が高い人は人間関係が自然によくなるのです。
誰からも好かれる人は、日本語の基礎力が違うのです。

できる大人の日本語の基礎は、「語彙力」「要約力」「感情読解力」の3つです。

語彙が少なければ、自分の意思や感情を的確に伝えることができません。
相手の言葉のニュアンスも汲み取れません。
多くの語彙を吸収して、文脈の中で使いこなせるようになる必要があります。

自分の意思や感情を要約して伝えると、相手が正しく理解してくれます。
相手が言いたいことを的確に要約できると、できる人と思われます。
この力は、頭のよし悪しより、訓練したか否かに尽きます。

また、どんな人でも、言葉の裏には感情があります。
表面上の言葉だけを追っても、その真意は読み取れません。
大人のコミュニケーションでは、感情を読み取る力が欠かせないのです。

本書では、この3つの基礎力を鍛えるトレーニング方法を解説しています。
このトレーニングに挑むことで、
読む力、書く力、話す力、聞く力を総合的に鍛えるとことができ、
技としての日本語を身に付けることができます。

文章を書くのが苦手な自分を、
人と話をするのが苦手な自分を、
本気で変えたいと思ったとき、
学生時代に学んだ「国語」とはひと味違う、
超技術的・超実用的な「大人の日本語」の世界に、
ぜひチャレンジしてください。

第?T部 日本語を基礎から鍛え直す

第1章 日本語の基礎1 語彙力

語彙が増えれば世界が広がる
書くように話せますか?
漢字を知らなければ豊かな表現もできない
語彙力の訓練で言葉のパス力を高める
語彙力の個人差は意外に大きい …ほか

第2章 日本語の基礎2 要約力

要約力を鍛えれば「できる人」になれる
要約力に感性も才能も必要ない
アウトプットするから真剣になる
大事なことから先に言え
読書でキーワードを抜き出す訓練を …ほか

第3章 日本語の基礎3 感情読解力

「話が合わない」理由は論理より感情にあり
文学作品で「感情を読み取る力」を鍛える
初対面同士のほうが感情を出しやすい
新入生の友だちのつくり方
相手のキャラクターを座標軸で考える …ほか

第?U部 実践! 日本語の「技」を磨く

第4章 日本語の鍛錬[初級] 読む力を鍛える

読む習慣が日本語の土台を鍛える
三色ボールペンで新聞記事を自分色に染める
ほとんどの知識は新書で手に入る
本は冒頭から読まなくていい
本は汚して初めて自分のものになる …ほか

第5章 日本語の鍛錬[初級] 書く力を鍛える

ただ「書く」だけでは上達できない
キーワードを組み合わせる
書き出しでスタートダッシュを決める
無理に敬語を使おうとしない
大人の文章は語尾に感情が表れる …ほか

第6章 日本語の鍛錬[中級] 話す力を鍛える

どんな話も「一分」にまとめよう
文末を意識して話す
常に一対一のつもりで話す
聞き手に積極的に問いかけよう
相手の地雷がどこにあるかを探る …ほか

第7章 日本語の鍛錬[上級] 聞く力を鍛える

知力の鍛練は「聞く」ことから始まる
事前の準備で「質問力」を高める
話し手の発言をその場で要約する
質問に比喩や時事ネタを交える
日本人は「称賛コメント」を待っている …ほか

【著者紹介】
齋藤 孝(サイトウ タカシ)
明治大学教授
「声に出したい」「3色ボールペン」で日本語ブームを巻き起こした人気教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。

内容説明

ビジネス、就活、恋愛、人間関係…。文章を書くのが苦手な自分、人と話をするのが苦手な自分を本気で変えたいと思ったときの必読書!音読、速読、三色ボールペン、一分間プレゼン、雑談力、齋藤メソッドの集大成。

目次

第1部 日本語を基礎から鍛え直す(語彙力;要約力;感情読解力)
第2部 実践!日本語の「技」を磨く(読む力を鍛える;書く力を鍛える;話す力を鍛える;聞く力を鍛える)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

21
ゴシ太本。書き言葉を訓練することが、話し言葉に密度を上げる(26頁)。要約力とは、本質を摑んで他者に伝える力(46頁)。新書1冊を20分で読み、要約を誰かに話す(56頁)。新聞記事要約ノートはやってみたい。左ページに記事、右ページにメインメッセージ、捕捉情報、影響や意識、コメントを書くというもの(92頁)。著者は金持ちだから本を汚して 読めるが、私は図書館の本だから、読書Mでせっせと重要箇所を書き込むのみ。  2014/09/16

Kikuyo

13
斎藤孝さんの文は軽快さの中にも、濃密で大切な事柄がリズムよく語られている。それらは心地よく響いてくるので、お手本としたい人のひとりだ。「コミュニケーションの基本は、意味と感情をやりとりすること」日本語の基礎力アップに大いに役立つ一冊。対人関係のストレスは国語力が不足しているからだと私は思っている、歩き方もそうだが、我流になっているものの1つが言葉だと思う。今さら…と思わずに今から鍛え直していく、豊かな日本語力獲得のために、少しずつ実践したい。2016/02/19

happykyo55

8
冒頭で、「人は日本語で人間性の9割を判断する」の見出しで先ずはガクッとした。 日本語力のない自分には痛い言葉だった。日本語の基礎は、語彙力と要約力と感情読解力。 大学の教授らしく実践を踏まえて鍛える力を紐といて教えて下さってる。文中において、要約してアウトプットする意思でいると自ずとインプットも濃くなるという内容に頷けたし、稚拙な文でも自分の一番の課題に思えた。2014/04/20

ココアにんにく

6
読めば読むほど自分の無知に気付いてしまう。語彙力は日頃の言葉のボキャブラリーの少なさを実感している。要約力は日頃から訓練しないとと気づいた。遺伝的なものと解釈して逃げていた感がある。聞く力、話す力は自身の会話を録音して聴くともう穴があったら入りたい。読む力は読書が好きなので活字には抵抗がないがアウトプットとなるとおぼつかない。残念なままではいられない。72頁の「最初のパス回しでわかる4つのキャラクター」で右上「誰もが目指したい上機嫌な人」がやはり理想的。目指せるヒントがたっぷり書かれていた。2020/12/01

かいりゅ

6
飛行機の中でザッと読了。日本語の大切さを改めて痛感。本書を再読したり、日々の読書を本書のように注意深く試し習慣付けたいと思う。2014/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7389206
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。