お母さんだからできる!男の子の国語力の伸ばし方

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お母さんだからできる!男の子の国語力の伸ばし方

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492044926
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

人気カリスマ塾講師が、国語嫌いの男の子の読解力や作文力をアップするために、お母さんだからできる家庭学習の方法を具体的に紹介。

子育ての相談を受けると、8割がた男の子のお母さんが占めてしまいます。

女性・母の本質として、相手をわかってあげたい気持ちがあふれるほどあるのに、
男の子はわからないからです。

「お姉ちゃんのときは、言えばわかったのに」
「もう何回言っても同じことするし……」
「どこか悪いんですかねえ」等々。

これまでの教室の現場での経験でも、
上の子が男の子である場合、上に姉がいて下が男の子の場合など、
そのような「わからない男の子」に対して、口出ししすぎて、
伸びるはずの芽も摘み取ってしまう例も、たくさん見てきました。

国語力についての失敗は、その最たるものではないでしょうか。

この本では、本当は成長段階を理解しじっくり待てば、
思春期以降にグーンと伸びてくる男の子の国語力を、
どう健やかに育てればいいか、その見取り図を書きました。

特にお母さんにくれぐれも言いたいのは、
男の子は二重に別の生き物なんですよということです。
女性かつ成人と、男子かつ幼児、この違いです。

何でこんなこと(物語の中の主人公の気持ちなど)もわからないの、
ということがよくあると思いますが、
男の子にとって、それは成長段階でごく平均的なことなのです。

見守っていれば10歳以降、後伸びを必ずしてくるのです。

しかし、お母さんの苛立ちや失望の表情、自信をなくすNGワードなどによって、
無用の自信喪失に陥れられた子は、なかなか抜け出られません。
「俺、国語は駄目なんだよ」
と、心から信じてしまっている中学生になってしまうのです。
そして、それは非常にしばしば見かけるケースでもあるのです。

この本を読むことで、
お母さんが安心して、男の子の国語力を育てていけることに、
少しでも役立てば幸いです。

著者・高濱正伸

男の子の国語力はゆっくり伸びる
後伸びする子の2つの特徴
子どもは親の言葉を聞いて語彙を増やす
わからない言葉は親がまず調べる
男の子はあるとき突然本が好きになる
意味がわからなくても声を出すことが大事
短い文章でも精読する習慣が大事
伝える力を伸ばす道順遊び
説明する力を伸ばす定義と事例ゲーム
一行日記で書く習慣をつける
外遊びが「イメージ力」と「精読力」を伸ばす
本に囲まれた環境が本好きの子に育てる
書けない男の子の五感を引き出すテクニック
男の子のオタク性を活かした漢字練習法
一文要約で苦手な国語を克服する …ほか
付録 花まる学習会の男の子が好きな本

【著者紹介】
高濱 正伸(タカハマ マサノブ)
花まる学習会代表
1959年、熊本県生まれ。県立熊本高校卒業。東京大学卒業。同大学大学院修士課程修了。1993年、幼児・小学校低学年向けの「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を設立。その後、小学4年生~中学3年生を対象に、本格的な学習方法を伝授する学習塾「スクールFC」を設立。子ども達の「生き抜く力」を育てる授業、野外体験サマースクールや雪国スクールなどが評判を呼び、各地で行っている講演会は、毎回キャンセル待ちが出るほどの人気を博している。算数オリンピック委員会の理事も務める。また、いじめ・不登校・家庭内暴力などの実践的問題解決に取り組んでいる。著書に、『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』(青春出版社)、『夫は犬だと思えばいい。』(集英社)、『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(廣済堂出版)、「なぞぺー」シリーズ(草思社)、『小3までに育てたい算数脳』(健康ジャーナル社)など多数。

内容説明

国語力=メシが食える大人になるための基礎は親子の会話で育ちます。お母さんの力で国語スイッチをオンにする高濱メソッドの決定版。小学1~6年生の国語力がぐんぐん伸びる勉強法。

目次

第1章 男の子が国語嫌いになるのはなぜ?(男の子は物語に興味がわかない;男の子は他人の目を気にしない ほか)
第2章 男の子の国語力は家庭で伸びる(国語力はメシが食える大人になるための基礎;「言葉の力」のカギは家庭にこそある ほか)
第3章 実践男の子を国語好きにする方法(楽しい言葉ゲームで国語好きにする;意味がわからなくても声を出すことが大事 ほか)
第4章 男の子パワーで国語力を伸ばす(国語力に必須の「イメージ力」と「精読力」;外遊びが「イメージ力」と「精読力」を伸ばす ほか)
第5章 国語力が後伸びするノート法(なぜノートが必要なのか?;いいノートと悪いノート、その違いは? ほか)

著者等紹介

高濱正伸[タカハママサノブ]
花まる学習会代表。1959年、熊本県生まれ。県立熊本高校卒業。東京大学卒業。同大学大学院修士課程修了。1993年、幼児・小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立。その後、小学4年生~中学3年生を対象に学習塾「スクールFC」を設立。算数オリンピック委員会の理事も務め、いじめ・不登校・家庭内暴力などの実践的問題解決に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アクビちゃん

42
家にある本や雑誌を断捨離中にて再読。日記を書かせていたのに、最近 生活リズムが乱れ気味で書く時間がなく過ぎていたので、また日記を書くことにしよう!と決意を新たにしました。 後、やはり漢字練習は毎日! 反省点は、子どもが話している途中で最後まで待っていられずに「○○でしょ」とすぐ言い換えてしまう事。 忘れていました。 たまに読み返さないとダメですね。2016/05/29

21
「字が雑な子は、成績が優秀でとくに数学が得意な子が多い。頭の回転に手が追いつかないから。」に思わずニヤリ。納得。1日1行だけの日記なら、息子にもできそう。2015/03/12

こふみ

17
「母が本を読む姿」だけは子どもに見せているのですが・・2020/03/28

しろくま

14
小学生の男の子のお母さん向けに書かれた本。我が家の息子はまだ3歳になったばかりですが参考になることが多々ありました。「集中力のある子は後伸びする」そうで、過集中の子どもに話しかけるときは、肩をトントンしてから話す。目と目を合わせて話すといいそう。自分で考える子どもに育てるには、子どもが答えるまで待つのも大事!先回りして自分の意見を言ってもいけない。「男の子は言葉が少ないので、一つひとつ考えながら」話すそうなので。親子の会話の時、「子どもに質問させる」のもいいそうです。確かにな!2017/03/05

あおい

12
うまく伝えられない事を先取りしてしまった結果伝えるのが下手になった我が子。「勝手にわかってあげない!」その通りだとつくづく思う。机に向かう姿勢を疎かにしない、漢字練習はなにがなんでもやらせるなど参考になりました。2017/03/11

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