もし富士山が噴火したら

鎌田 浩毅/高世 えり子【著】

東洋経済新報社（2012/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 175p／高さ 21cm
• 商品コード 9784492044360
• NDC分類 453.821
• Cコード C0077

内容説明

これから東日本で続く地殻変動と、その後の東海・東南海・南海地震の三連動は、いずれも避けて通ることができません。そして、日本列島を舞台とする大地の営みの中に、富士山の噴火というメニューも入っているのです。日本列島では地震の活動期が続き、首都圏が灰まみれに？！火山の知識と自分の身を守る方法がマンガを交えて楽しく学べる。

目次

１　もし東京出張中に富士山が噴火したら（富士山が噴火した！さあ、キミはどうする？；おや？空から何か降ってきた。どうしよう？；「電車なら大丈夫」との情報ＧＥＴ☆さて、どの電車で大阪へ帰ろう？　ほか）
２　もし富士登山中に噴火がはじまったら（突然、岩が飛んできた！！；突然、大雨のように黒い軽石が降ってきた。どうしよう？；黒い煙のようなものが猛スピードで地をはってきた！　ほか）
３　もっと知りたい、富士山と噴火の基礎知識（富士山は人間でいうと何才？；富士山って、どのくらいの確率で噴火するの？；富士山の噴火しやすい火口ってどこ？　ほか）

著者等紹介

鎌田浩毅［カマタヒロキ］
１９５５年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業。通産省（現・経済産業省）を経て９７年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学・科学コミュニケーション。日本地質学会論文賞受賞（９６年）。テレビ・ラジオ・雑誌・書籍で科学をわかりやすく解説する。火山研究のほか啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」

高世えり子［タカセエリコ］
１９８２年、神奈川県生まれ。日本女子大学人間社会学部で比較文化を学ぶ。卒業後、不動産会社でＯＬをしながら、漫画家を目指す。２００７年、第３１回プチコミックまんが大賞準入選。同年『人のヨメ見て我がフリ直す！？』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[manamuse]

とりあえず富士山は100%噴火するということ。噴火はある日突然には起こらない。必ず兆候があり約1ヶ月くらいの猶予がある。買い溜めせず、水と現金・非常食を備蓄。火山灰は灰ではないの！ガラスなんだよ！なぜもっと警告しないのさ！目・鼻・口から入って健康被害。車のフロントガラスに積もってもワイパーしちゃダメ！水を含むと漆喰のように固まる。タイヤも滑る。飛行機・高速はすぐに規制がかかる。防災は無理なので減災しましょうとのことです。

2021/12/26

[たくのみ]

富士山が爆発する確率は100％。100年に一回の割合で噴火する火山なのに、300年間噴火がない。これは、容量100日分の堪忍袋に300日分マグマがたまってることなのだ。その量、東京ドーム240杯分。さらに、火山灰の正体はガラスの欠片。吸い込むと肺を壊し、機械はストップしてしまう…。優しいマンガで解説する、結構こわ～い噴火のはなし。昨年の御嶽山で50名以上の犠牲者を出した噴石被害が、指摘済みだったことも怖い。富士山の噴火は「想定内」の事象なのである。

2016/05/17

[魚京童！]

死にます。

2013/11/13

[むさみか]

火山灰って　灰じゃなくて ガラスのような鉱石なんですね 肺が弱い私には　ちょっと恐怖の物体です マスクは必須！！ 水にぬれると粘土状になるので 色んな所がつまったり　しそうですね

2018/09/25

[絵具巻]

文京区立根津図書館で借りました。

2016/10/13