内容説明
地域社会が崩壊して近所の空き地での遊びが消え、受験戦争で友だちづくりが難しくなり、IT機器に囲まれて現実と仮想のはざまに落ち込んでしまっている現代の子供たち。私たち大人は、彼らに何を伝えていったらいいか。子供たちが必要としているものは何か。親と子で読む人生の羅針盤。小学校高学年でも読めるルビ(ふりがな)付。
目次
司馬遼太郎・高貴なコドモ
野村忠宏・努力が夢をかたちにする
伊達公子・「好き」を見つける「楽しむ」を育む
梨田昌孝・夢をもてそして、あきらめないこと
井村雅代・人間ってすごい―力をあわせてつかんだ夢
佐渡裕・才能それは好奇心、挑戦そして勇気
コシノヒロコ・私らしさあなたらしさ
竹宮惠子・絵は気持ちで描くもの
森村泰昌・空想しよう、なんにでもなれるから
木村重信・ものの見方 描き方
小曽根真・音楽って何?
茂山千之丞・演じるということ
中西進・毎日の中に歌がある
竹本住大夫・ひとの「情(こころ)」を大切にしよう
中村宗哲・ものが生まれる ものが育つ
冷泉為人・「日本人のこころ」って何だろう
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- 和書
- 血盟団事件 文春文庫