アテネの空に日の丸を!―水泳ニッポン復活の戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492042113
  • NDC分類 785.2
  • Cコード C0075

内容説明

北島康介選手はじめ競泳ニッポンのすべて!個人競技だからこそ「チーム力」で勝つ!アトランタ五輪の屈辱から8年…。代表チームを立て直してシドニー五輪で結果を出し、アテネ五輪での大躍進を期す競泳ニッポンの司令塔が初めて明かす。

目次

第1章 シドニーでの復活
第2章 シドニー五輪の舞台裏で
第3章 アテネへの準備と北島康介の成長
第4章 指導者一筋に生きる
第5章 競泳コーチという仕事
第6章 アテネ五輪の代表選手二〇人

著者等紹介

上野広治[ウエノコウジ]
アテネオリンピック競泳日本代表チーム・ヘッドコーチ。1959年、東京都生まれ。82年に日本大学文理学部体育学科卒業。母校の日大豊山高校水泳部のコーチとして、全国優勝5回・準優勝13回を経験。99年に日本大学水泳部監督に就任する。97年から、アトランタで惨敗した日本代表チームを立て直すため、ヘッドコーチの大役を任される。2000年のシドニー五輪ではメダル4つを獲得し、水泳ニッポン復活の足がかりをつくる。この手腕が評価され、アテネ五輪まで継続してヘッドコーチを務めることが決定される。01年の世界水泳、02年のパンパシフィック水泳などを経て、03年の世界水泳では、念願の金メダル(北島選手)を含む合計6つのメダルを獲得する。1998年にミズノスポーツメントール賞受賞
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感想・レビュー

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KJ.O

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1996年のアトランタで競泳ニッポンはメダルゼロと惨敗した。日本競泳界の復活を託された上野広治は、競泳代表をOne Teamに結束させ、チームとして戦う態勢を創り上げた。2004年のアテネでは、北島康介と柴田亜衣が、アテネの空のセンターポールに3本の日の丸をはためかした。競泳ニッポンの復活だった。2012年のロンドンでキャプテンを務めた松田丈志は「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかないぞ」と仲間を叱咤し、取ったメダルを「21人全員で取ったメダルです」と言った。上野の築き上げてきたものが今も生き続けている。2018/07/28

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