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伝統食の復権―栄養素信仰の呪縛を解く

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492041420
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0077

出版社内容情報

糖尿病をはじめ生活習慣病の増加、体力・視力低下など危機的状況にある日本人の健康を回復するため、本来の食生活体系を取り戻す必要性を説き、具体的方法を提示。

内容説明

高脂肪・高タンパクを説くドイツ栄養学を無批判に受け入れた明治日本。戦後は、アメリカの食糧戦略に基づいた食生活改善運動により、伝統的な食文化は否定され破壊された。高度経済成長の影響もあり、今や日本は“飽食の時代”を迎えている。しかし、こうした食生活の急激な変化は、体力・視力の低下、糖尿病をはじめとする生活習慣病、ガン・心疾患の急増、生殖能力の低下…といったツケとなって私たちにふりかかっている。「平均寿命世界一」という統計上のまやかしとは裏腹に、今後、若い世代の余命の低下も予想されている。このような危機的状況にある日本人の健康を回復するためにはどうしたらいいのか?その答えを極めて具体的に提示しているのが本書なのである。

目次

序章 今こそ「ヒト」に返るとき―動物として「食」をとらえる
第1章 食生活はいかに“改悪”させられたか―「食術」破壊と「歪な栄養観」形成の歴史
第2章 実験室“栄養学”の大罪―伝統食否定がもたらした不健康
第3章 「食」の健康“常識”を問い直す―日本人を呪縛する「栄養素信仰」
第4章 これからの食事の指針―ヒトらしい食生活を取り戻す
終章 地球問題として「食」を見直す―生態系のなかのヒト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D21 レム

15
戦後の油炒め運動(そんな運動があった)牛乳の普及。欧米並みの体格を目指すために、寒冷な緯度50度の栄養学を緯度34度の日本にあてはめたことに無理が。日本人は温暖な気候に適した食があり、欧米人とは違う。ご飯と味噌汁を普段の3倍食べる、おかずを三分の一にして、よくかんで。というのが先生の提案だが。緯度による食べ物の変化、緯度による病気の変化はみごとだ。日本の3代死因(がん、心疾患、脳血管疾患)は緯度50度の地域の疾患。自然淘汰による乳児死亡がなくなったから平均寿命が高くなったことは、難しい問題。2014/06/24

満月-ya

1
★★★★☆ (処分済 妹に進呈)2004/11/07

ありんこ

1
おいしいものの誘惑に負けず、しっかりした食生活を送らなければ・・・と反省しました。2009/06/01

ドラゴン

0
おもしろい!!これまでの栄養学を覆すような内容。とりあえず、今日からご飯味噌汁は2倍、おかずは3分の1かな。2015/08/31

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