出版社内容情報
「指示型・生活指導」からの脱却
圧をかけず、思考を促す―――。
「問いかける」提案型指導で、子ども自らルールをよりよいものに変えていく!
本書の概要
「廊下は静かに並んで」「ここは学校だから」「必要ないから」--。
私たちは、生活指導の場面で、どれほど多くの言葉を“考えずに”使っているでしょうか。
本書は、学校の日常にあふれる小さな指導場面を起点に、「なぜ、その指導を行うのか」「それは本当に妥当なのか」を教師自身が問い直すための1冊です。
廊下移動、号令、清掃、校則、行事指導--当たり前すぎて見過ごされがちな生活指導の一つひとつに、思考力・自律・公共性・協働といった、教育の本質、教師としてあるべき姿が凝縮されているはずです。
本書が提示するのは、明日から使えるHow toではありません。
教師が自ら問いを持ち、意味を言語化し、子どもと共有するための「考え方の枠組み」です。
「型」に従わせる指導から、「意味」で行動が立ち上がる指導へ。
圧をかけず、思考を促す--新しい生活指導を共に考えていきましょう。
こんな先生におすすめ
・生活指導に「これでいいのか」という違和感を抱いている方
・子どもを従わせる指導から脱却したいと考えている方
・校則・ルール・行事指導を教育的に見直したい方
・子どもの思考力・自律性を日常から育てたい方
・若手から管理職まで、指導観をアップデートしたいすべての教員
【目次】
プロローグ 1
第 1 章 思考力が未来を創る
序説:なぜ「思考力」なのか 12
思考停止と形骸化:「型」について考える 20
そもそも「型」とは何か 42
思考停止へと誘う言葉 46
橋渡し:形の奥にある「問い」へ 66
第 2 章 教師による自己への問いかけ
─指導を磨く四つの視点
四つの視点の見取り図 70
四つの視点とは 74
圧をかけない生活指導とは何か 96
問いを日常に回す ─ 点検から実践へ 108
行動を「型」ではなく「意味」で立ち上げる 130
思考停止ワード・デトックス 132
まとめ:子どもと共有する「四つの問い」 135
第 3 章 問いが動きを生む
─3ステップで育てる自律
章のねらいと全体像 140
自己確認 ─ 今の自分を確かめるという学び 144
意味理解 ─ なぜそうするのかを考える 149
行動選択 ― 自分で決めて動く 152
メタ認知の訓練としての三つのステップ 158
第 4 章 ルールメイキング
―思考が生まれる学校文化へ
ルールは「守るもの」から「つくるもの」へ 166
なぜ、ルールメイキングなのか 171
ルールメイキングの三つのステップ(実践編) 186
ルールメイキングの応用 ― 校則を問い直す 212
校則全体の見直し ― 学校という「小さな社会」を更新する 224
問いが残る学校 230
第 5 章 未来への展望
自由をめぐる教育のこれから 234
教師と子どもが共に問い、行動する 238
思考の重さ、自由の重さ 243
「あなたはあなたのままでいい」の先にあるもの 246
自由の代償 250
ルール至上主義のなれの果て 254
考え続ける社会へ 257
エピローグ 260
参考文献 266
著者紹介 267
内容説明
新しい生活指導の在り方を提案!
目次
第1章 思考力が未来を創る(序説:なぜ「思考力」なのか;思考停止と形骸化:「型」について考える;そもそも「型」とは何か;思考停止へと誘う言葉;橋渡し:形の奥にある「問い」へ)
第2章 教師による自己への問いかけ―指導を磨く四つの視点(四つの視点の見取り図;四つの視点とは;圧をかけない生活指導とは何か;問いを日常に回す―点検から実践へ;行動を「型」ではなく「意味」で立ち上げる;思考停止ワード・デトックス;まとめ:子どもと共有する「四つの問い」)
第3章 問いが動きを生む―3ステップで育てる自律(章のねらいと全体像;1 自己確認―今の自分を確かめるという学び;2 意味理解―なぜ、そうするのかを考える;3 行動選択―自分で決めて動く;メタ認知の訓練としての三つのステップ)
第4章 ルールメイキング―思考が生まれる学校文化へ(ルールは「守るもの」から「つくるもの」へ;なぜ、ルールメイキングなのか;ルールメイキングの三つのステップ(実践編)
ルールメイキングの応用―校則を問い直す
校則全体の見直し―学校という「小さな社会」を更新する
問いが残る学校)
第5章 未来への展望(自由をめぐる教育のこれから;教師と子どもが共に問い、行動する;思考の重さ、自由の重さ;「あなたはあなたのままでいい」の先にあるもの;自由の代償;ルール至上主義のなれの果て;考え続ける社会へ)
著者等紹介
辻屋雅明[ツジヤマサアキ]
山梨県公立小学校教諭。新潟県新発田市出身。新潟県の小学校で11年勤めた後、退職。山梨県で小学校の教員として採用され、現在に至る。教員としての目標は、高度に自由を行使できる子どもの育成。そのための手立てとして、教育における思考停止と形骸化からの脱却、思考力の育成、という視点から研究・考察を重ね、自らの実践をもとに執筆を進めている。15年ほど前からルールの捉え方に疑問をもつようになり、それぞれの勤務校で生徒指導や集団づくりの担当としてルールの改革に取り組む。その中で、校則改定手続きの手順を校則の中に位置付ける、持ち物の禁止事項を廃止し、学級や学年の協議で持ち物を決定できるようにする、などの改定を行う。2021年、認定NPO法人カタリバ『みんなのルールメイキング』の存在を知り、交流会やイベントに参加。その後、ルールメイキング教員アンバサダーに就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Pretty Girls



