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人的環境のユニバーサルデ 学級・職員室編

  • ウェブストアでは予約受け付けを終了しました。
  • サイズ 46判/ページ数 246p
  • 商品コード 9784491059655
  • NDC分類 374.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

本書の概要
教育のUD化を目指す上で重大な要素である「人的環境」として「安心感のある学級をはぐくむためには、教師一人ひとりが大切にされる学校、心理的安全性のある職員室そして学級」をテーマに、どのような課題があるのか、具体的にどうしていけばよいのかその方策について考えていきます。

本書からわかること

〇学級・学校の人的環境のユニバーサルデザインを考える

〇心理的安全性のある学級・学校をつくるために

〇様々な視点から学級・学校の環境づくりを紹介

本書では、下記の構成から、学級と職員室の人的環境のユニバーサルデザインについて、それぞれの専門の先生方にご執筆いただきました。
総論「クラスの人的環境のユニバーサルデザインと職員室のユニバーサルデザイン」 阿部利彦
第1章「子どもたちを取り巻く教育環境を「社会モデル」で捉え直す」 川上康則
第2章「ますますしんどくなる学校現場を乗り切るには」 松久眞実
第3章「人的環境のユニバーサルデザインが照らす職員室の未来」 赤坂真二
第4章「多様な教育的ニーズのある子どもたちとこれからの教室づくりを考える」 菊池哲平
第5章「子どもも大人も学校を選ぶためにできること」 上條大志
第6章「子どもを包む教師という環境」 片岡寛仁
第7章「なんだか安心?な教室の創造」 小野絵美

こんな先生におすすめ
UDに関心のある先生
多様な子どもたちとの授業づくり・学級づくりに関心のある先生


【目次】

総論 クラスの人的環境のユニバーサルデザインと職員室のユニバーサルデザイン 
阿部利彦
1 はじめに
2 人的環境のユニバーサルデザインとは
3 クラスの人的環境のユニバーサルデザイン
4 職員室における人的環境のユニバーサルデザイン
5 インクルーシブな学校の実現に向けて

第1章 子どもたちを取り巻く教育環境を「社会モデル」で捉え直す 
川上康則
1 障害の社会モデル
2 その子を取り巻く環境を可視化する
3 教師もまた当事者の一人として環境の影響を受ける
4 インクルーシブな教室の「風土」の作り方
5 特別支援教育の難しさの本質

第2章 ますますしんどくなる学校現場を乗り切るには 
松久眞実
1 ぎくしゃくする職員室の人間関係
2 困難を極める学校現場
3 人間関係の分断はなぜ起きるのか
4 分断されないためにはどうすればいいのか
5 解決に向けて
6 最後に

第3章 人的環境のユニバーサルデザインが照らす職員室の未来 
赤坂真二
1 職員室は学校の心臓部
2 現代の職員室に潜む課題:事例から見える心理的安全性の欠如
3 職員室の人的環境を整えることの絶対的必要性
4 人的環境のユニバーサルデザインが示す解決の道
5 職員室の人的環境こそが教育の未来を拓く

第4章 多様な教育的ニーズのある子どもたちとこれからの教室づくりを考える 
菊池哲平
1 子どもの多様性は拡がっている
2 一つの教室に多様な教育的ニーズのある子どもはどのくらいいるのか?
3 多様な教育的ニーズのある子どもとの関わりが、子どもたちの「多様性の受容」を高める
4 多様な教育的ニーズへの対応に関する教師の意識
5 今こそ人的環境のUD化が必要

第5章 子どもも大人も学校を選ぶためにできること 
上條大志
1 学校現場の「今」
2 選ばれる「学校」にするために
3 機能する学級組織や職員組織にするために
4 終わりに

第6章 子どもを包む「教師という環境」 ― 人的環境づくりの出発点 ― 
片岡寛仁
1 はじめが肝心! 4月の環境づくり 5つの準備
2 教師の出番は「関係づくり」にあり―温かな学級風土を育む5つの実践―
3 「教師にとっての困った行動」の背景にある本当の声を聴く
4 職員室が温かければ、学校はもっと優しくなれる

第7章 「なんだか安心?」な教室の創造 ― 一人一人の「学びが生まれる」 授業デザイン― 
小野 絵美
1 はじめに―学びのデザインと安心な場づくり―
2 「どうせ無理」が「やってみたい」に変わる授業デザイン
3 おわりに

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