出版社内容情報
『日本一になって、常識を覆す』―
有言実行で慶應義塾高校を107年ぶりの甲子園優勝に導いた
森林貴彦監督が語る、「人間的成長」と「勝利」を両立する組織論。
2023年夏、慶應義塾高校が107年ぶりの日本一。
全国の強豪がひしめく夏の甲子園で、なぜ勝てたのか?
そこには、科学的根拠に基づくチーム設計、「人間的成長」と「勝利」の両立を目指す価値観があった。
本書は、有言実行を果たした慶應義塾高校の森林貴彦監督が語る「成長する組織」の全貌である。
スポーツにとどまらず、教育、ビジネスに関わるすべての人にとって必読の一冊。
・「成長至上主義」:人間的成長と勝利を両立させることが「価値」である
・「監督のおかげ」は必要ない:人は自ら育つ。任せて、信じ、待ち、許す。
・「Thining Baseball」:自ら考え、工夫し、失敗から学ぶ
・「Enjoy Baseball」:地道な努力の先に「愉しむ」高レベルの野球
・「自分ごと」思考:他責にせず、チームと個人を強くする
・「フラットな組織」:監督と選手が”対等”な関係性
・「多様性を力に」:100人越えの部員が刺激し合う学びの場
・「科学的根拠に基づくチームデザイン」:データが導く成長
・「2-6-2の法則」:チーム全体の底上げとモチベーションの向上
・「常識を覆す」高校野球:未来を見据えた変革への挑戦
【目次】
はじめに 2
第1章 常識を覆す 新しいチームづくり 9
第2章 逆境で笑顔になる メンタルトレーニング 41
[コーチのことば] メンタルコーチ 吉岡眞司 先生
第3章 科学的根拠に基づいた フィジカルトレーニング 91
[コーチのことば] スポーツサイエンティスト 稲見崇孝 先生
第4章 成長期の体を第一に考える 医療ケア 151
[ドクターのことば]スポーツドクター 米川正悟 先生
第5章 考え楽しむ学生コーチ 185
[コーチのことば]内野コーチ 杉岡壮将 コーチ
[コーチのことば]打撃コーチ 斎藤 俊 コーチ
第6章 成長至上主義の部活動の提案 213
おわりに 254
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- 和書
- わたしたちに翼はいらない