日本の学校教育はどこに向かおうとしているのか―2030年の学習指導要領実施に向けた中教審諮問を徹底分析!

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日本の学校教育はどこに向かおうとしているのか―2030年の学習指導要領実施に向けた中教審諮問を徹底分析!

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491058214
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

2024(令和6)年12月25日に公表された「次期学習指導要領改訂」に係る中教審への大臣諮問の全容を、学校教育の未来を読み解く「50の核心テーマ」に基づいて徹底分析!
本書の概要

2017(平成29)年に告示された現行の学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」を理念に掲げ、全ての教科等を三つの資質・能力の柱で整理し、「何を学ぶか」だけではなく、「何ができるようになるか」「どのように学ぶか」の重要性が強調されました。その後、全国学力・学習状況調査における地域間格差は縮小傾向にあり、OECDのPISA調査でも高位層の割合が増えるなどの改善も見られているといいます。

しかしその一方で、学ぶ意義を十分に見いだせない児童生徒、不登校児童生徒、特別支援教育の対象となる児童生徒、外国人児童生徒への対応が課題とされ、「正解主義」「同調圧力」への偏りからの脱却や、民主的・公正な社会の基盤として学校を機能させることなどを目指し、2024(令和6)年12月25日に次期学習指導要領改訂に係る中央教育審議会への大臣諮問が行われました。

そこで本書では諮問文に登場するさまざまな文言に正対し、「その文言はいったいなにを意味するのか」「その文言が登場した背景はなにか」「今後どのような審議が行われ、どのような改訂となる可能性があるのか」を「50の核心テーマ(Question)」に基づき、徹底解説します。

本書をご一読いただければ、このたびの大臣諮問に登場する文言の意味や背景を知り、次期学習指導要領改訂に向けてどのような審議がなされていくのかを見通す目を養うことができるようになります。

「50の核心テーマ(Question)」

[Question 01]私たちはどのような時代を生きているのか
[Question 02]急速な「少子化・高齢化」は教育界になにをもたらすのか
[Question 03]日本社会の「内なるグローバル化」はなにをもたらすのか
[Question 04]労働市場の「流動性」が高まるとは具体的にどういうことか
[Question 05]「学制150年」という言葉を、教育振興基本計画に登場させた真意とはなにか
[Question 06]今度の改革は「系統主義」から「経験主義」への転換を目指すものなのか
[Question 07]いまさらなぜ「ウェルビーイング」などという言葉をもち出してきたのか
[Question 08]「持続可能な社会の創り手」とは、具体的にどのような人材か
[Question 09]問題を「解決」するだけでなく、「発見」する力が必要なのはなぜか
[Question 10]「思考力」という曖昧な概念をどうとらえたらよいのか
[Question 11]学習指導要領が「目標」「内容」以外の要素を盛り込んだのにはどんな意図があるのか 他‥‥

内容説明

生成AIの台頭、労働市場の流動性の高まり、日本社会の内なるグローバル化、持続可能な社会の創り手、etc.VUCAの時代を明るく生きる子どもたちに必要な教育とは?教育の未来を読み解く50の核心テーマ。

目次

“全文と注釈”次期学習指導要領改訂に係る中央教育審議会への文部科学大臣諮問「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」
第1章 今後、日本社会はどのように変化すると予測されているか―教育との結びつきを紐解く(私たちはどのような時代を生きているのか;急速な「少子化・高齢化」は教育界になにをもたらすのか ほか)
第2章 国はどのような「学力(資質・能力)」を子どもたちに求めようとしているのか(「持続可能な社会の創り手」とは、具体的にどのような人材なのか;問題を「解決」するだけでなく、「発見」する力が必要なのはなぜか ほか)
第3章 国はどのような改訂を目指そうとしているのか(「社会に開かれた教育課程」は次期改訂でも引き継がれるのか;「カリキュラム・マネジメント」の「実質化」とはどういうことか ほか)
第4章 国は教育現場におけるデジタル活用をどのように考えているか(「1人1台端末」の活用はいまのままでよいのか;「学習者用デジタル教科書」と紙の教科書は併存し得るのか ほか)
第5章 日本の学校教育が乗り越えていくべき壁はなにか(「カリキュラム・オーバーロード」を解消するうえで押さえておくべきことはなにか;教員の「ワーク・オーバーロード」を解消するにはなにが必要か ほか)

著者等紹介

佐藤明彦[サトウアキヒコ]
教育ジャーナリスト。1972年生。滋賀県出身、東北大学教育学部卒、大手出版社勤務を経てフリーの記者となり、2002年に編集・制作プロダクション・株式会社コンテクストを設立。教育書の企画・編集に携わる傍ら、自身は教育分野の専門誌等に記事を寄稿。教員採用試験対策講座「ぷらすわん研修会」の事務局長、『月刊教員養成セミナー』元編集長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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