出版社内容情報
答えは出ないかもしれないけれど、あなたといっしょに考えたい30の「むつかしい話」
本書の概要
特別支援学校の先生をしながらSNSで発信を続ける平熱(@365teacher_)さん。
働きながら考えた毎日の「むつかしい話」を一冊にまとめました。
毎日いろんなことがあるけれど、強くも大きくもならないまま、自分やだれかをいまより少しだけ大切にするために、「平熱」マインドセットに触れてみませんか。
本書からわかること
「このむつかしい話わかる?」
平熱さんがSNSで問いかけてきたのは、答えの出ない、けれども等身大の「むつかしい話」です。
・必要なのは「休み」じゃなくて「休養」なんだ。
・ルールは守らなきゃいけない。でも、ルールがまちがってるかもしれない。
・がんばってる人を見たときは「あの人がんばってるな」で止めておく。
「どうしようもない」ことを毎日かかえながら、それでも進むための鍵が「むつかしい話」にあります。
悩んだ先にだけ咲いてる花があるかもよ
これを読んでも成功者になるわけじゃないしお金持ちになるわけじゃない。人生が劇的に変わるわけでもない。
それでも、やさしいあなたが、やさしいことを理由に傷つかないために。
弱さを抱えたまま生きていくために。
就業時間だけ目一杯プロでいるために。
本書といっしょに、「むつかしい話」を考えてみませんか?
こんなときにおすすめ
・答えの出ないことをだれかと考えたくなったとき
・がんばりたいと思ったとき
・もうがんばれないと思ったとき
・なりたい自分が見つかったとき
内容説明
特別支援学校の先生をしながら考えた、なかなか答えが出ないこと。“「先生がいてくれたらたのしい」と「先生がいてくれないと困る」は近いようで全然ちがう。”“「がんばって、できた」を「できる」で数えちゃいけないよ。”“支援が必要な人を支援する人の支援が必要だ。”「どうしようもないこと」だらけの毎日を「どうにかしよう」とあがく人へ。
目次
第1章 なんでもない日に(自己肯定感は伸ばさなくてもつぶされなければ伸びるのよ。;「がんばって、できた」を「できる」で数えちゃいけないよ。 ほか)
第2章 なりたい自分がみつかった日に(いつだって「ツッコミ」じゃなく「ボケ」でいたい。;必要なのは「休み」じゃなくて「休養」なんだ。 ほか)
第3章 くやしくて涙した日に(評価なんて気にしないのが趣味で、評価される範囲でやるのが仕事。;ルールは守らなきゃいけない。でも、ルールが間違っているかもしれない。 ほか)
第4章 不安で眠れない日に(大切なのは「答えをもってる」ことじゃなくて「答えを探してる」ことなんだよ。;「人を傷つけたくない」はできるけど「人を傷つけない」はできないよ。 ほか)
第5章 過去の自分に(「先生がいてくれたらたのしい」と「先生がいてくれないと困る」は近いようで全然ちがう。;支援が必要な人を支援する人の支援が必要なんだよ。 ほか)
著者等紹介
平熱[ヘイネツ]
おもに知的障害をもつ子どもたちが通う特別支援学校で10年くらい働く現役の先生。やさしくてちょっと笑える特別支援教育のつぶやきが人気を集め、Xフォロワー数は8.5万人(2024年2月現在)。小学部、中学部、高等部のすべての学部を担任し、幅広い年齢やニーズの子どもたち、保護者と関わる。「視覚支援」「課題の分解」「スモールステップ」「見えないところを考える」など、発達障害やグレーゾーンの子どもたちだけではなく、全人類に有効な特別支援教育にぞっこん。障害の種類や程度にとらわれず「この子はどんな子?」を大切にし、子どもを恐怖でコン卜ロールする「こわい指導」はしない。「先生も子どももしんどくならない環境」で子ども、関わる大人たちのニーズを満たす働き方を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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