出版社内容情報
先生の「ことば」で子どもが育つ、クラスが変わる!みんなハッピーになる教室づくり
本書の概要
毎日の先生の「ことば」が子どもを育てる。 だからこそ、先生も子どももポジティブになれる、前向きな「ことば」を選びたい。 教室でよくあるシーン、子どもへの言葉かけのマンネリ化を一発解消!
ことバリエ(ことば+バリエーション)→言葉のバリエーションを増やす こと化け(ことば+化ける)→普段の言葉をちょっぴり前向きに変える ことギフト(ことば+ギフト)→子どもたちの心に届けたい言葉のギフト
本書からわかること
幸せな教室には、幸せな笑顔があふれています。
幸せな教室には、幸せな言葉があふれています。
温かい言葉に包まれて、どの子も幸せでいてほしいと、心から願っています―。
(「はじめに」より抜粋)
植物が水を浴びて育つように、子どもたちは教師の言葉を浴びて育ちます。 毎日、繰り返しかける言葉が、少しずつ栄養として蓄積され、醸成され、子どもたちを育てる。だからこそ、子どもはもちろん、教師自身も前向きになれるポジティブな「ことば」を選びたいものです。
言葉選びに最善を尽くすためには、言葉の引き出しを多くもっていると安心です。一つの場面で、いろいろな方向からアプローチすることができれば、その時に応じて言葉を選ぶことができます。本書を読んで、子どもへかける言葉の引き出しを増やしませんか?
63シーン107のポジティブことばで、子どもも先生もハッピーになる教室に!
【ことバリエ】
ざわざわして騒がしいとき
△「静かにしましょう」→ ◎「耳を澄ませて……何が聞こえる?」
・整理整頓してほしいとき
△「机の上を整頓しましょう」→ ◎「大変! 泥棒が来たかも」
【こと化け】
・ものが落ちているとき
△「これ誰のですか」→ ◎「これ、先生にプレゼント?」
・おしゃべりをやめてほしいとき
△「おしゃべりしません」→ ◎「今はおしゃべりしなくていいよ」
【ことギフト】
・入学式に贈りたいことば
「三つの『あ』の話」(①あんぜん ②あいさつ ③ありがとう)
・友達との関わりに関して贈ることば
「陰口より、陽口(ひなたぐち)」
こんな先生におすすめ
・子どもへの言葉かけのマンネリ化を解消したい先生方
・明るく前向きになる子どもへの言葉かけを知りたい先生方
・少しでも言葉かけの引き出しを増やしたい先生方
・学級経営で不安や悩みを抱えている先生方
内容説明
たっぷり63シーン、107のポジティブことば。
目次
理論編 先生のためのポジティブことば(子どもを育てる「ことば」;「ことば」で学級をつくる ほか)
実践編 ポジティブことば1 ことバリエ(話を聞いてほしいとき;注目してほしいとき ほか)
実践編 ポジティブことば2 こと化け(元気がない子がいるとき;ものが落ちているとき ほか)
実践編 ポジティブことば3 ことギフト(年度始めに贈りたいことば1;懇談会で贈りたいことば(保護者向け) ほか)
著者等紹介
金子真弓[カネコマユミ]
群馬県生まれ。東京学芸大学教育学部を卒業後、結婚を機に静岡県へ。現在は静岡県の小学校教諭として勤務。好きな教科は図工と道徳。Instagramでは繭先生として、授業づくりや学級経営に関する考えやアイデアを発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かもめ