これからの国語科教育はどうあるべきか

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491053837
  • NDC分類 375.8
  • Cコード C3337

出版社内容情報

教科教育の現在と未来を考える羅針盤シリーズ、ついに刊行!
本書の概要
学びの基盤である言語を扱う教科「国語科」は今、さまざまな教育課題に向き合うなかで 、「国語科とは何か」という教科の本質に立ち返る課題を突きつけられています。
そこで、国語科という教科の特質を踏まえ、国語科教育のあるべき姿、また、これからを 生きる子供たちに伝えるべき「言葉の力」とは何かを、研究者、実践者を問わず各界から オムニバス・エッセイとして提案いただきました。
50本を越える珠玉の提言から、明日の国語科教育を見つめます。

本書からわかること
■現代的な諸課題にいかに向き合い、国語科教育がどう応えるか
GIGAスクール構想による一人一台端末の導入は、実際に書き、話し合い、読み合うことを 中心としてきた国語科授業の姿を大きく変えつつあります。また、コンピテンシーベース の学び、教科等横断的な学びや個別最適な学びが推進されるなかで、国語科の学びそのも のを見直すときがきています。それは、高等学校の科目「文学国語」論争、生成AIへの注 目など国語教育界を大きく揺さぶる問題に端を発し、教科としての存続をかけたものにま でなっているといえるでしょう。現代的な諸課題に国語科がどう応えるか、提言します。

■国語人を代表する執筆陣
「言葉の力を育む学びの高度化設計」「社会の多様化を踏まえたこれからの話し合い指導 」「「書くこと」の充足と、他者の言葉への感受性」「言葉の背景を探る ―小学校段階 の言葉の学び―」など。文部科学省調査官による教育行政の立場から、日本国語教育学会 、日本読書学会などの各学会を牽引する研究者、文学、古典など各専門分野の第一人者、 また、幼・小・中・高など実践の場をリードするトップランナーたちによる、骨太の国語 科授業論も必読です。

■教育、心理学、特別支援教育、作家、ジャーナリストなど教科教育を越えた各界からの 提言
言葉の教育は、国語科教育に閉じるものではありません。特別支援教育専門家による「自 閉スペクトラム症者の文学を通した世界との関わり」、辞書編集者による「『誤用表現』 の可能性」、言語心理学者による「心理学の世界から読書教育をとらえると」、発達心理 学者による「赤ちゃんの母語獲得と国語教育」、教科書会社による「デジタル教科書から 始めるコミュニケーション能力の育成」、元アナウンサーによる「情報大混乱時代の羅針 盤となろう」、児童文学作家による「教科書で物語を読むということ」など、言葉の育ち にかかわる必読の提言も多数いただきました。
言葉の学びの輪郭を今、再定義する1冊。

こんな先生におすすめ
国語科教育に関わる先生
言葉の教育に関心のある方

内容説明

国語科の抱える課題から、言葉の学びの輪郭まで国語科教育を問い直し、未来へつなぐ提言。

目次

言葉のフレームの見え方・もたせ方(青木伸生)
単元的発想で拓く小学校国語科の未来(青山由紀)
今こそ基本に戻ろう(新井浅浩)
「誤用」を疑う(飯間浩明)
教科書で物語を読むということ―国語教育に期待をこめて(石井睦美)
「逆向き設計論」で構想する国語科の授業―実社会で生きて働く言葉の力を育むために(井上志音)
教材から学習材へ―学習者が生み出す学習材の可能性(井上陽童)
これからの国語科教育はどうあるべきか―教育行政の立場から(大滝一登)
学習指導要領の趣旨の実現状況を全国学力・学習状況調査の課題から考える―小学校国語科教育について(大塚健太郎)
マルチモーダルな視点から教材を見つめ直し、国語科の学習に必要な関連理論の枠組みを吸収する(奥泉香)
社会の多様化を踏まえたこれからの話し合い指導―「合意へと至る対話」から「終わらない対話」ヘ(長田友紀)
東アジア漢文学習交流のゆくえ(甲斐雄一郎)
子どもたちと戯れながら言葉の学びを創造する(甲斐利恵子)
明日を担う国語科教師をどう育てるか―言葉の時間を一緒にすごす(上谷順三郎)
教材に向き合うために必要な教師の感度(茅野政徳)
「主体的な学び」に番組は何ができるか(草谷緑)
言語生活の変容と探究的言語活動(桑原隆)
「教科」が問い直される時代に(幸田国広)
自閉スペクトラム症者の文学を通した世界との関わり(米田英嗣)
自分の「物語」を語る、その先に―これからの国語教育の方向性について(澤田英輔)〔ほか〕