出版社内容情報
110万部突破!『板書シリーズ』の学級経営版がついに誕生!
学習内容が大幅に増え、専科教員とのかかわりも多くなる5年生。高学年としての多様な人たちとかかわっていこう!
本書の概要
学級経営に欠かせない一年間の行事と活動を、見開きでわかりやすく解説した新シリーズ! 豪華編者陣によるクラスが一つになるアイデアやコツが、惜しむことなくつぎ込まれています。初めての学年担任の方も、そうでない方でも使える学級経営本の決定版です。
委員会活動や学校行事など、6年生と共に高学年として動くことになります。学校のことを任される経験が多くなります。自分→学級→学年→学校へと、より広い視野が求められ、「新しいこと」に対する大きな期待と不安が混在するのが5年生です。特別活動を一つの軸に学級経営を解説していきます。
本書からわかること
5年生担任で必要とされることが網羅されている!
本書には、学習指導、生徒指導、行事指導、特別支援対応、保護者との連携、ICT活用など、学級経営を効果的に進める上での「学級経営の勘所」が多数収録されています。
月ごとに学級経営の目標を提案!
学級経営は1年間の見通しをもって計画的に進めることが重要です。よって月初めは、どんな行事・活動があって、どう進めていけばよいのか、どういったことを意識して子どもたちと接すればよいか、事前に考えておきたいところです。本書では、その月に行うべき学級活動を毎月掲載している点です。学級活動には教科書がありません。本書が学級活動の教科書代わりになればと考えています。
さあ、学級経営を楽しもう!
本書では、5年生で体験し得る活動をイラストや写真、見開きの展開例で紹介しています。学級開き、給食、係・当番といった定番の活動から、5年生特有の、委員会活動、専科授業、家庭科・外国語科の実践事例を扱っています。
著者からのコメント
執筆者は、管理職、教育委員会、公立、市立、様々な立場、様々な分野を専門としているメンバーで執筆しました。立場や環境が違えば、見える景色や考え方も違ってきます。そのメンバーで何度も対話と議論を経て、一般性を意識しながら多様な視点で書き上げたのが本書です。「やさしい」一冊になったと自負しています。
読者の皆様にとって、本書が明日からの学級経営の一助になることを願います。
内容説明
始業式、学級活動、専科の授業、クラブ活動、委員会活動、ICT、いじめ対応、社会見学、6年生を送る会etc.これぞ、学級経営本の決定版!1年分の学級づくりプランが手に入る!
目次
1 第5学年における学級経営のポイント(学級経営を充実させるために;5年生はどんな学年?;5年生の子ども理解;5年生の担任としてイメージしておくこと;学級経営とICT ほか)
2 第5学年の学級経営(4月 子どもをさぐり、丁寧さで安心感をつくる4月;5月 子ども同士がつながり、安心感を高める5月;6月 自分たちを見つめクラスの成長につなげる6月;7月 2学期への意欲につなげる7月;8月 2学期の再スタートを切るための8月 ほか)
著者等紹介
宗實直樹[ムネザネナオキ]
関西学院初等部教諭。授業研究会「山の麓の会」代表。1977年兵庫県姫路市夢前町に生まれる。大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。卒業論文は「ファッションの人間学」。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現任校へ。様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて独自の教材開発を進めている。社会科教育、美術科教育、特別活動を軸に、「豊かさ」のある授業づくり、たくましくしなやかな子どもの育成を目指して、反省的実践を繰り返す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。