出版社内容情報
110万部突破!『板書シリーズ』の学級経営版がついに誕生!
成長を自覚し、つながりをはぐくむ学級経営を!
本書の概要
学級経営に欠かせない一年間の行事と活動を、見開きでわかりやすく解説した新シリーズ! 豪華編者陣によるクラスが一つになるアイデアやコツが、惜しむことなくつぎ込まれています。初めての学年担任の方も、そうでない方でも使える学級経営本の決定版です。
低学年の3年間を経て、高学年への仲間入りが目前となった4年生。物事を客観的にとらえ、ルールやその必要性を理解したうえで生活ができる学年です。一方で、ギャングエイジなどと呼ばれることもあるのがこの学年。旺盛な好奇心やパワーを子どもたちが前向きに発揮できるような学級経営が必要です。
本書からわかること
一人ひとりが安心してすごせる学級に
自分の得手不得手がだんだんとわかってくる4年生。できることは楽しく意欲的に取り組める一方で、不得意なことには自信がもてず劣等感がつのってしまうこともあります。人間関係や環境に多感な時期には、刻一刻と変わる子どもたちの言動を注意深く見守ることが大切です。本書では、行事や日常生活での見取りや言葉かけももり込んでいます。
さあ、学級経営を楽しもう!
本書では、4年生で体験し得る活動をイラストや写真、見開きの展開例で紹介しています。4年生の学級経営では、自分の得手不得手を理解していきながら、他者と協働して学ぶ子どもたちを支える姿勢が必要となります。子どもたち自身で取り組む活動やルールづくりの方法、そしてその振り返りなどを、一年間の流れに沿って紹介していきます。子どもたちといっしょに成長する一年を、この一冊で。
著者からのコメント
本書は、さまざまな考えをもった先生と共に書きました。だからこそ、私自身、他の先生の書かれていることを読んだり、対話したりする中で、改めて「学級経営って何だろう?」といった「問い」をもって考えるようになりました。「4年生」に限らず、他の学年の学級経営を考える時にもつながることです。その上で、「よりよい学級経営」を考えることができるでしょう。
本書をお読みになる皆様とも「『学級経営』とは何か」「よりよい学級経営」について、共に考えることができればうれしいです。
内容説明
入学式、運動会、社会見学、学習発表会、卒業式、係活動、学級懇談会、教室環境、子供との接し方etc.これぞ、学級経営本の決定版!1年分の学級づくりプランが手に入る!
目次
1 第4学年における学級経営のポイント(学級経営を充実させるために;4年生の担任になったら;4年生と言葉かけ;4年生の子どもとの学級システムづくり;学級経営計画)
2 第4学年の学級経営(4月 出会いをよりよいものにするために「聴く」;5月 子どもたち同士がつながる;6月 「うまくいかない」を楽しむ心を育てる;7月 1学期をふり返り、2学期につなげる;8月 客観的に学級を捉え、2学期に備える ほか)
著者等紹介
樋口綾香[ヒグチアヤカ]
大阪府池田市立神田小学校教諭。兵庫県生まれ。大阪教育大学を卒業後、大阪府公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校を経て現職。関西国語授業研究会、授業力&学級づくり研究会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。