HSCがありのままで幸せになれる教室―教師が知っておきたい「敏感な子」の悩みと個性

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HSCがありのままで幸せになれる教室―教師が知っておきたい「敏感な子」の悩みと個性

  • 杉本 景子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 東洋館出版社(2023/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491050751
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3037

出版社内容情報

「敏感な子」の個性を尊重し、よさを伸ばす指導とは?
本書の概要
約5人に1人いると言われているHSC(Highly Sensitive Child)。どのクラスにもいるはずの「敏感な子」に、おそらくすべての先生が接しています。しかし、その悩みや葛藤を理解して、適切な指導ができているとは限りません。他の子どもたちには効果的な声掛けや接し方がHSCには逆効果という場合もあります。また、HSCはクラスの雰囲気にも敏感なので、教師がSOSを見逃さずに対処することで、安定した学級経営にもつながるでしょう。多様性を尊重し、一人一人のよさを伸ばす指導が求められる今、すべての教師に必須となる知見が詰まった一冊です。

本書からわかること
まずは知っておきたいHSCの存在
1996年にアメリカのアーロン博士が提唱したHSP(Highly Sensitive Person)という概念。生まれつき敏感な気質をもった人を意味し、特に子どものことをHSC(Highly Sensitive Child)と呼びます。約5人に1人存在するので、どのクラスにもいると言えるでしょう。思慮深く、他人の気持ちに敏感で、ささいな変化に気が付き、慎重に行動するという特徴があります。
●HSP(HSC)の判断軸「DOES(ダズ)」
D=何事も深く考えて処理する
O=過剰に刺激を受けやすい(感覚面での不快感がつのりやすい)
E=感情の反応が強く、特に共感力が高い
S=ささいな刺激を察知する(観察力や察知力が高い)

クラスの「気になる子」がHSCという可能性も
HSCにとって学校生活は刺激が強く、緊張やプレッシャーを感じる場面も多いです。例えば、給食が食べられなかったり、トイレに行けなくなったり、急かされるとうまくできなくなったりすることもあります。そのような場面では、子どもが安心できるような声掛けが有効です。また、HSCはADHDやASDと誤解されるケースもあると言います。それらの行動が敏感さから生じているという可能性に気付かず、発達障害と結び付けてしまうことがあるのです。HSCに関する知識があれば、クラスの「気になる子」に対して、対応の仕方を考慮することもできるはずです。

HSCが安心できるクラスはみんなにとって居心地のよいクラス
HSCは、クラスの雰囲気や先生の態度などに対しても敏感です。先生がいつも怒鳴っていたり、クラスの秩序が乱れていたりすると、いち早く苦痛を感じるようになります。HSCは「炭鉱のカナリア」とも言えるでしょう。つまりクラスの雰囲気が悪くなっていることを知らせてくれる存在なのです。教師がそのSOSを見逃さずに指導に生かすことで、穏やかなクラスづくりにつなげることもできます。HSCが安心できるクラスは、みんなにとって居心地のよいクラスなのです。

内容説明

クラスの約5人に1人いるHSC=敏感な気質を持つ子ども。自己肯定感を持ちにくいHSCのために教師ができること。

目次

第1章 HSCってどんな子ども?(まずはHSCについて知ろう;どのクラスにもいる「敏感な子」 ほか)
第2章 HSCが安心できるクラスとは(成長のためには、強すぎず弱すぎない適度な刺激が必要;刺激にあふれた学校生活 ほか)
第3章 HSCのために教師ができること(この子がもしHSCだったらと想像してみる;HSCの自己肯定感を育むために ほか)
第4章 HSCがよりよく学ぶために(もし授業に集中できなくなっていたら;内発的動機づけによって学習するHSC ほか)
第5章 HSCへの個別対応ケーススタディ(給食が食べられない、給食の時間が苦手;学校のトイレに行きづらい ほか)

著者等紹介

杉本景子[スギモトケイコ]
1978年生まれ。公認心理師・看護師・保護司。NPO法人千葉こども家庭支援センター理事長。杉本景子公認心理師事務所主宰。千葉市スクールメディカルアドバイザー。元厚生労働技官(国立病院機構下総精神医療センター閉鎖病棟配属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。