目次
子どもは子どもなりの考えで理解する―子どもの内面を理解することの大切さ
授業を通して子どもの中に育てるもの―子どもの内面は教師と子どもでつくるもの
教えても伝わらないスキーマ―子どもの内面につくる知識のネットワーク
子どもの内面からつくる授業―子どもの内面を知ることで授業を変える
「わからない」にはわけがある―「再生刺激法」でわかる授業中の子どもの内面
子どもの目から見た授業―子どもの内面にもとづいた授業研究
ズレは成長のチャンス―教師、子どもの内面のズレから見直す授業
年数を重ねると授業は上手になる?―教師の内面(授業力)は経験年数に比例するとは限らない
教えることは学びの積み重ね―教師の内面(教授知識と意思決定)が授業の質を左右する
専門職でないとできないこと―教師の内面(教材観と指導観)で変わる子どもの見方・考え方
毎日が授業研究―教師の内面をみがくには
子どもの心にそよぐ風―子どもの内面を校舎に描いた建築家
これまでの学校 これからの学校―子どもと教師の内面が新たな社会を築く原動力
著者等紹介
渡邊和志[ワタナベカズシ]
1954年愛媛県生まれ。1977年高知大学教育学部中学校教員養成課程(理科)卒業。1977年~2015年愛媛県教職員として小中学校教諭、教頭、校長、愛媛県教育委員会事務局指導主事、管理主事、今治市教育委員会事務局学校教育課長を務める。1990年鳴門教育大学大学院学校教育科修了、教育学修士。2016年大分大学教育学部准教授。2020年大分大学教育学部客員教授。大分大学理工学部非常勤講師。専門分野は、授業研究を中心とする教育工学、教育方法学、理科教育学。特に、授業における子どもの内面把握の方法である「再生刺激法」の開発者の一人。日本教育工学会(全国大会)等の学会・学会誌での発表、全国小学校理科研究大会など理科を中心とした研究発表・指導助言など多数。現在、教職をめざす学生の指導(大分大学)やソニー科学教育研究会(愛媛支部)、愛媛自然科学教室等で、学校現場の教師とともに、子どもの学びを大切にした授業づくりや教室の運営に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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