内容説明
すべての授業は、教育技術で構成されている。本書は知のクリエイターとしての技術書である。
目次
第1章 これからの授業づくり
第2章 技能期の授業づくり
第3章 習熟期の授業づくり
第4章 活用期の授業づくり
第5章 探究期の授業づくり
第6章 評価と評定
著者等紹介
三好真史[ミヨシシンジ]
大阪教育大学教育学部卒。堺市立小学校教諭。メンタル心理カウンセラー。大阪ふくえくぼ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
14
かなりの良書だった。イラストも分かりやすく、授業で使える技術が網羅されている。習熟期のマグネット学習や帽子学習は取り入れてみたいなと思った。分からなくて困っている子に手を差し伸べられるクラスにしたいな。個別対応や発言の方法などにも多様なやり方があり、適切なものをクラスに合った形や子供がによって変えることが大切だなと思った。学校に置いておきたい。2021/10/17
しずかな午後
3
『~大全』というタイトルが流行りだが教育関係にも波及している。本書はその名も『授業技術大全』。学校の授業を四つの時期――基礎的な知識を身に付ける「技能期」、知識の定着をはかる「習熟期」、知識を応用する「活用期」「探究期」――に分類する。それぞれの段階で、どんな風に授業をすすめればいいのか、細かいアイデアが集めてあり、頼りになった。個人的には「活用期」の、学習課題を魅力的にするためのポイントが面白かった。授業の構想をするにあたって非常に役立ちそうな一冊。2022/04/10
たろす
2
授業技術がイラスト中心に分かりやすくまとめられていた。あぁこのやり方知ってるなあって言うのもちらほら。知っててもできてないから、こうやって文章や図になってまとめられている助かる。評価と評定の違いははじめて知った。今成績をつけている時期なので、とても役に立った。「道具箱」としていつも見返すようにしたい。2021/09/04
にくきゅー
1
筆者が書いている通り、この本の真価は教材研究しているときに、横に置き、参照しながら用いることで発揮されるのかもしれない。授業を四つの期間に分け、それぞれの期間で用いる技術を示したことがこの本のオリジナリティであるように思う。2021/04/18
Yu No
0
いろいろ試してみよう2022/07/30