内容説明
心がふっと軽くなる。小学校教員の大人気コミックエッセイ書籍化。
目次
そんなわけで
あのとき
そういえば
それなのに
ともあれ
著者等紹介
usao[USAO]
1991年大分県生まれ、福岡県在住の小学校教員。講師を4年経験し、現在教諭となり3年目(2021年3月現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
生ハム
15
しんどい心に染み入る一冊。教員という仕事の魅力と、その中で葛藤する人の苦しみと、その中でもキラリと光る希望と。結構しんどい内容も描かれているのですが、それでも優しく温かい内容が印象的です。印象的だったのは「愛想笑い」。「アイドルになりたい!」と自分の夢を語る担任に対し、低学年は自分の夢を語り、中学年は先生を応援し、高学年は愛想笑い。愛想笑いができるようになるのがすごいという先生の評価。この流れに、この仕事の本質が詰まっているような、そんな気がしました。2021/07/30
キビ
9
前作の影響とうさおさんの人柄に惹かれ読んだ。素敵な先生だ〜。子どもの頃の担任の先生たちを一人ずつ思い出してみた。2021/03/20
純粋りんご
6
久しぶりの読書。新年度が始まってますが、不安すぎて現実逃避したくて。かわいかったな!ほっこりしたな。涙流しながらでも頑張る1年に。気合い入りました!2021/04/03
Aka
4
5年目。散々悩んで、苦しい悲しいと思うことが多かった。今の自分にピッタリの本だった。年齢も近く、現役の方が描いている漫画。読みやすく、自分の心を代弁してくれているようで心強かった。「1年目はきっと何もないからのびのびできた。何年もかけてしょいこみすぎてしまった。重たくなったから一度おろして私らしくいこう。」これが一番印象に残った。周りの目を気にして、他人の先生像を真似しようとしすぎて、疲れた。なぜこの仕事を選んだのか、どんな自分でいたいのか、初心に戻れるきっかけになった。このタイミングで読めてよかった。2022/01/01
ようこ
3
胸が痛いほどの共感。ぱらりとめくっただけで、去年は痛くて読めなかった。今年は、そして2学期が終わってほっとした今だから読めた。おまもりハンカチ、ある。2022/12/25