感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U-Tchallenge
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授業の「めあて」については、多くの場で論じられ続けている話題のように感じる。それだけ、重要であり、また進歩が見られないトピックなのだろう。今回の編集のよい所は国語科を専門としている者以外の論が掲載されていること。授業の「めあて」は、国語科特有の課題というわけではない。だから、他教科・領域の知見を持ち寄るというのは大切なことだろう。理科を専門とされている佐々木昭弘先生の論が掲載されている。「めあて」の二重構造について言及されている。この視点は有用なものであるように感じた。2020/09/06