出版社内容情報
・学びのストーリーで「自分ごと」の道徳学びを生み出す!
・子どもが「自分ごと」の問いを見つける「課題探求型道徳科授業」
? ?全13実践の全時展開と板書を掲載!
人は誰でも、道徳的思考・判断・行動のもととなる道徳的価値観をもっています。それは、本人自身の主体的な思考・判断結果と納得による取捨選択過程を経て身につけられる固有のものです。この道徳的価値観を形成する際に、何をさておいても不可欠なのが、子ども自身の切実なる「問い」です。
そして、自分が日々対峙している道徳的諸課題について、自分ごととして「問い」をもって課題探求できる道徳学習=「主体的・対話的で深い学び」が必要です。
本書は、こうした課題探求できる道徳学習を実現するための、課題探求型道徳科授業とパッケージ型ユニットを組み合わせた授業実践をご紹介します。
内容説明
課題探求のプロセスが見える!子どもが「自分ごとの問い」を見つける「課題探求型授業」13実践。全時展開と板書掲載。子ども自身の振り返りや考えの変容も充実!
目次
第1章 理論編(なぜ、いま道徳科授業に「問い」が必要なのか?;パッケージ型ユニットはなぜ道徳科授業を活性化するのか?;パッケージ型ユニットを活性化するグループ・モデレーション)
第2章 実践編(第1学年/1月―「頑張る気持ち」をどう生かしていったらいいんだろう?;第1学年/3月―大きくなるってどんな気もち?;第2学年/12月―生きるってどういうこと?;第2学年/1月―のこりの2か月 クラスのみんなで楽しく過ごすにはどうすればいいのだろう?;第3学年/9月―「いいクラス」になるためには、一人ひとりがどんなことを大切にすればよいだろう?;第3学年/2月―自分にとって失敗とは何だろう? ほか)
著者等紹介
田沼茂紀[タヌマシゲキ]
國學院大學人間開発学部初等教育学科教授。新潟県生まれ。上越教育大学大学院教育研究科修了。國學院大學人間開発学部初等教育学科教授。専攻は道徳教育学、教育カリキュラム論。川崎市公立学校教諭を経て高知大学教育学部助教授、同学部教授、同学部附属教育実践総合センター長。2009年より國學院大學人間開発学部教授。同人間開発学部長を経て現職。日本道徳教育学会理事、日本道徳教育方法学会理事、日本道徳教育学会神奈川支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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