あまんきみこと教科書作品を語らう

個数:

あまんきみこと教科書作品を語らう

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月22日 04時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 109p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491037479
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C3037

内容説明

「創作秘話」「作品に込めた思い」「子どもたちからの手紙」童話作家あまんきみこが、だれもが一度は読んだことのある“あの作品”を長崎伸仁(元・創価大学大学院教職研究科教授)、中洌正堯(兵庫教育大学名誉教授)と振り返る。

目次

第1章 物語が生まれるまで(物語との出会い;戦争で感じてきたこと;想像力の喜び;気づかずにいただいているもの;教科書を通じて、子どもたちと)
第2章 教科書作品を語らう―文学の世界に遊ぶ(空の色は、わたしにとっての絵本だった―わたしのかさはそらのいろ;子どもと同じ目線で見えてくる景色―夕日のしずく;頭の中に下りてきた「とっぴんぱらりのぷう」―きつねのおきゃくさま;一番はじめの大事なプレゼント―名前を見てちょうだい;本当はちいちゃんは生きるはずだった―ちいちゃんのかげおくり ほか)

著者等紹介

あまんきみこ[アマンキミコ]
児童文学作家。日本女子大学児童学科(通信)卒業。坪田譲治主宰の『びわの実学校』に掲載された「くましんし」が作品公表の初め、同じく「白いぼうし」が教科書採録の初め。主な受賞歴として、1968年『車のいろは空のいろ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会新人賞、野間児童文芸賞推奨作品賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『ぽんぽん山の月』(文研出版)で絵本にっぽん賞、『だあれもいない?』(講談社)でひろすけ童話賞受賞等があり、2001年には紫綬褒章受章

長崎伸仁[ナガサキノブヒト]
元・創価大学大学院教職研究科教授。兵庫教育大学大学院修士課程修了。大阪府公立小学校、指導主事兼社会教育主事、教頭を経て、山口大学教育学部助教授、教授、附属光小学校長、創価大学大学院教授、研究科長を歴任。国語教育探究の会代表、全国大学国語教育学会理事を務めた

中洌正堯[ナカスマサタカ]
兵庫教育大学名誉教授。広島大学大学院博士課程修了。広島県公立中学校、広島県公立高等学校、鳥取大学教育学部を経て、兵庫教育大学の助教授、教授、センター長、研究科長、学長を歴任。国語教育の学会等の理事を務めた。現在、国語教育探究の会(1989年発足)顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anne@灯れ松明の火

41
新着棚で。大好きなあまんさん。「白いぼうし」をはじめ、多くの作品が教科書にも載っている。あまんさんご自身は、家族が語ってくれるお話を聞いて育ち、結婚・出産してからの通信制大学の課題で初めて、物語をつくったそうだ。”幸せな結末にしたくても、作品が聞いてくれないことがある”、”読者の人生で読むものだから、作者の考えと違っていても、読み方が間違っているわけではない”、”子どもに向かって書くわけでない。書きたいものを書いて、子どもたちの心と響き合えばうれしい”などが印象的だった。2019/10/19

trazom

38
聞き手の長崎先生や中洌先生に作品の解釈を問われても、あまんさんは「作者として「こういうつもりで書いた」というのはあるけれど、それは正しい読み方ではない。子供たちが自分なりに考えて想像を膨らませてくれたらいい」と言う。「ちいちゃんのかげおくり」も、もともとは、ちいちゃん家族の三代記で、悲しい話のつもりではなかったのに、「作品というのは時々言うことを聞かないもので、「そうなってしまった」というのが本当」だと語る。自然体で純粋なあまんさんのお人柄が、作品の哀しさや優しさに昇華していることを実感できる一冊だった。2019/10/31

ゆーり

26
「白いぼうし」は松井さんがお客を下ろすまでのところ、今でもソラで言えるほど大好きな話。 学校の国語の試験「作者は何が言いたかったのか書きなさい」、何か違うと思ってた。やはり作者もそう思ってくれてたのか! 読み手がどう受け取ろうとそれが正解。2020/05/17

しーふぉ

25
あまんきみこのちいちゃんの影おくりは何となく読んだ記憶があるけどぼんやりとしか覚えてない。最初の創作は小川未明の赤い蝋燭と人魚の続編を自分なりに書いたものだという。読んでみたいけど発表はしないだろうな。2020/01/25

チロル

17
図書館本。児童文学作家、あまんきみこさん。彼女の作品は、『おはじきの木』と『車のいろは空のいろ』を読んだことがあります。今年で89歳! あまんさんの周りは、創作も含めて お話しに溢れていたみたいです(о´∀`о)そんな、あまんさんが作家になったのは、母親になり、育児と平行して大学(通信制)に通い出して以降のこと。創作意欲というのは凄いな…と思いました。彼女は、自身の作品に対しての読者の疑問符に対して、あまり深くは考えずに創作しているというようなことを話していて、あぁ なるほどなぁ。と思いました。2020/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14169943
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品