出版社内容情報
授業は教師の生命線!「多忙感」や「徒労感」ではなく、 学び多き「充実感」と「達成感」が生まれる授業研究を創る!
目次
Prologue 教師という仕事
第1章 授業力を磨き合う土台づくり
第2章 授業を見合い、語り合う仕組みをつくる
第3章 教師の思考がアクティブになる研究発表会
第4章 私の「働き方」改革
Appendix 総合的な学習の時間完全攻略本
著者等紹介
松村英治[マツムラエイジ]
東京都大田区立松仙小学校教諭。1988年、愛知県生まれ。東京大学大学院教育学研究科にて、秋田喜代美先生に師事、修士(教育学)。平成24年度より足立区立千寿情東小学校教諭、平成27年度より現職。研究主任として、質の高い授業の展開と同僚性の構築を目指した校内研究を推進。全国の生活科やスタートカリキュラムの充実に向けて、研修会の講師等を多数務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
14
非常に勉強になった。研究授業を任されると、なんだか気分は重いもの。でも、普段から見せ合えていたら、その延長戦だから気持ちも楽。今年度は、自分より年下の先生に積極的に授業公開中。今は同じ教科ばかりだけど、もっと広げて、授業改革の仲間を作り出していけたら良いなと思う。教員同士、高め合わないと!2019/09/01
mataasita
6
成功体験というよりは失敗に価値づけをして努力を積み上げ成功経験というべきか。わずか数年でトップクラスの知名度になるにはさぞかしいろいろなものを捨て、邁進してきたのだろう。内容は前読んだ本とあまり変わらないが自分が出会った先生から学んできたことや工夫や努力が書かれている。卒業式の朝から要録の点検をしつつ隙を見て読了。真似をしてリフレクションシートと授業ガイドラインを作成。ピクトグラムの一覽シートも真似できそう。今日で今年度もおわり。初めての教務主任、改革しまくったので充実感。また頑張ろう。2023-422023/03/24
五十嵐 太一
4
タイトルに惹かれて購入。 自身でなかなか言葉にはできなかった思いが形となり、こうして本になっていたことで、ものすごく共感!を越えて、著者に尊敬。 実績もあり、また事実から成るこの本に感動した。 まだまだ研究主任という立場にはほど遠いが、校内の教職員同士が同志として高めあえる、そんなすてきなところに自分の学校もしていきたいという思いが強まった。
南拓
4
自分も今、研究担当である。目指すもののイメージをはっきりと持ち、その実現に向けて絶えず努力を続けることを大切にしたい。ただし、校内の研究を進めていくには、教師同士の同僚性の構築が重要である。授業力を磨きあう土台を作っていくために、今以上に関わりを多くしたい。そして、子供たちがこれから生きていくために必要な力をつけるにはどうしたら良いのか、前向きに語り合うそんな研究を進めていきたい。2019/08/16
家主
2
15C 第二章のみ 普段の授業を見合えるようにするため、ホワイトボードを職員室におく取り組みを紹介していた。授業の後の検討会の流れも紹介していたが、あれを日常的に行うのは難しい。特設授業や、年に一度の公開研では、あれくらいのボリュームでやってもいいと思うが、普段やらないことをやると、先生方もうまく動かない。①15分間の個人付箋記入。②付箋を貼りながら合流。書いてないけど多分15分くらいかかる。③10分間で他チームに分散。④10分間で再集合。⑤20分間でまとめ。⑥講師から25分。⑦授業者の話、ふりかえり。2024/02/04