目次
1 入門 障害のある子どもと特別支援学級(自閉的な傾向を伴う知的障害のある娘の育ちから―社会生活能力と知的能力は一致しない!;目的は何か? ほか)
2 入門 「自立活動」の理解と授業づくりの原則(自閉症・情緒障害特別支援学級とは?;「特別の教育課程」とは? ほか)
3 入門 友達関係の力を育む授業づくりのアイデア(楽しく・やりがいある活動を通して;ゲームを活用する自立活動 ほか)
4 入門 感情のセルフコントロール力を育む授業づくり(問題行動を理解する“氷山モデル”;問題行動の分析・支援シートの活用 ほか)
5 入門 個別の指導計画と学級経営のポイント(個別の教育支援計画と個別の指導計画;交流及び共同学習の展開)
著者等紹介
佐藤愼二[サトウシンジ]
植草学園短期大学福祉学科児童障害福祉専攻主任教授。明治学院大学社会学部卒業、千葉大学教育学研究科修了。千葉県内の知的障害特別支援学校及び小学校情緒障害通級指導教室での23年間の勤務を経て現職。全日本特別支援教育研究連盟常任理事、日本生活中心教育研究会会長、2018年度千葉県総合支援協議会療育支援専門部会座長ほか。特別支援教育士スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mataasita
5
序盤はよい。初めて担当する人には心強い1冊になるだろう。後半は別の人が書いたの?という印象。文末表現も変わるし。主体性の意味を分かりやすく自分で定義付けているのはよい。結局なにかを進めるには自分でこれだ!この方法論を信じてやるぞ!となにかを支柱にしてやるしかない。今は特別支援の主任なので自立活動の授業づくりの配慮事項を情報共有しようと決めた。後半は流し読み。2024−392024/05/20
U-Tchallenge
0
特別支援学級担任をすると頭を悩ませることになることの一つに「自立活動」がある。通常学級では、無い活動になるので何から手をつけてよいかわからない。そんな自立活動の授業づくりのポイントや具体的な取組みについて知ることができる内容となっている。そして、自立活動だけでなく、特別支援学級担任としての心得のようなものにも触れられる内容となっている。また、子どもたちの見方や理解の仕方についても触れられている。特別支援学級担任にとっては必読の一冊に間違いないだろう。2022/06/27
U-Tchallenge
0
「自立活動」で何をしたらよいのだろうか、と悩む。することは思いつかなくはない。ただそれが効果的か、子どもの実態に合っているのか、と考えてしまう。そうしていると、冒頭で述べたように何をしたらよいのだろうか、となってしまう。そんな悩みに的確に応えてくれる一冊であった。具体的な事例はもちろん、「自立活動」についての考え方まで網羅されている。「自立活動」の授業づくりを考えるのに必読の一冊で間違いない。2021/05/20
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