小学校国語 「見方・考え方」が働く授業デザイン―展開7原則と指導モデル40+α

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784491036489
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

内容説明

何を、どこから見て、どう関係付けるか。「言葉による見方・考え方」を働かせた国語授業は教材の内容理解と同時に汎用的な「言葉に向き合う力」を鍛え真の課題解決力をもたらす。ねらいと活動の切り口を変えるだけで前のめり国語授業が実現する!

目次

1 「言葉による見方・考え方」とは(「見方・考え方」とは;「見方・考え方」を育てる基本的な授業展開)
2 「見方」を広げる授業づくり(「見方」の二つの意味合い;見方のヒントは“知識及び技能”にあり;各領域で働かせる代表的な見方;「見方」を育てる授業づくり)
3 「考え方」を活用する授業づくり(国語の授業で育てる「考え方」;「考え方」を育てる授業づくり;他にもあります 働かせてみたい考え方)
4 多様な「見方・考え方」を働かせる授業・単元づくり(「読むこと」(文学的文章)の授業・単元で
「話すこと・聞くこと」「書くこと」の授業・単元で
多様な「見方・考え方」を育てる単元・年間授業プラン
多様な「見方・考え方」を育てるためのかんたん言語活動)
5 多様な見方・考え方を育てる教室づくり(係の連絡に自分の言葉を加えよう;放送のときに、「ちょい足しアナウンス」をしよう;相手の気持ちや様子を想像しよう;いろいろな「わけ」があることを知る;一つの考えが他にも応用できないか考える;意見を考えたら、見方を変えて、もう一度考える;何を言いたいのか、想像する)

著者等紹介

小林康宏[コバヤシヤスヒロ]
和歌山信愛大学教授。長野県出身。横浜国立大学大学院修了後、長野県内の公立小中学校に勤務し、2019年4月から和歌山信愛大学に着任。元長野県教育委員会指導主事。日本国語教育学会会員。全国大学国語教育学会会員。夢の国語授業研究会幹事。東京書籍小学校国語教科書「新しい国語」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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江口 浩平@教育委員会

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【教育書】「言葉による見方・考え方」を働かせた授業づくりの具体的なイメージをもつために手に取った一冊。著者である和歌山信愛大学の小林教授が冒頭で問題意識として掲げている「一人ひとりにどのような解決方法を身に付けさせるのかといったところへの意識の欠如」は、普段研究授業を観ていても感じるところであったので、本書が示す「何に着目して、どのように考えればよいか」を明示して子どもと共有することは大切だと感じた。次期学習指導要領でもキーワードに挙がっている「見方・考え方」をここで一度丁寧に整理しておきたい。2025/01/01

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