シリーズ国語授業づくり
国語授業づくりの基礎・基本―学びに向かう力を育む学習環境づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 114p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784491035277
  • NDC分類 375.83
  • Cコード C3337

出版社内容情報

日本国語教育学会が総力を挙げて国語授業づくりの基礎・基本を解説日本国語教育学会 監修 「シリーズ国語授業づくり」小学校編に続き、中学校編も刊行!!

中学校国語科の授業づくりの入門からステップアップまで

日本国語教育学会が総力を挙げて

国語授業づくりの基礎・基本を解説します



平成29年版学習指導要領が告示され、教育に関する新たなキーワードが注目を浴びています。

「主体的・対話的で深い学び」、「資質・能力の育成」、「学びに向かう力、人間性等」  。

このように時代に即して柔軟に変化していかなければならない部分がある一方、時代に左右されない教育の在り方もあります。



本書では、平成29年版学習指導要領を踏まえつつ、国語科授業づくりに必要な基礎・基本に関わる理論や教師が身につけるべき技術を紹介しています。

?章では、「国語教師のプロフェッショナリズム」を軸に、授業づくりに必要な理論を紹介しています。

?章では、Q&A方式で、中学校国語教師が多く抱く疑問に対して、その解決策を提案します。



信頼のおける執筆者陣が、豊富な知識と経験のもと、国語授業づくりにおける基礎・基本をまとめあげました。

授業づくりの基礎・基本を学びたい人、基礎・基本を踏まえた上でステップアップを図りたい人におすすめの1冊です。

シリーズ国語授業づくり 中学校 国語授業づくりの基礎・基本

もくじ



まえがき



?章 国語教師のプロフェッショナリズム

   はじめに

 1 国語教師の仕事ー中学校国語教師のプロフェッショナリズムー

 2 授業づくり1ー授業の構想・設計(組織化)ー

 3 授業づくり2ー授業運用技術と国語学習室づくりー

 4 国語教師像ー備えるべき格ー



?章 国語授業づくりの基礎・基本

 1 国語教室運営に関するQ&A

  Q1〈国語教師とは〉国語教師として基本的にどのような心構えが必要でしょうか?

  Q2〈教師の言葉〉生徒を取り巻く言語環境をどのように整備したらよいでしょうか?

  Q3〈板書〉板書の効果的な使い方はどのようなものでしょうか?

  Q4〈授業開き〉授業開きはどのようなものでしょうか?

  Q5〈国語教室通信〉国語教室通信とはどのようなものでしょうか?

  Q6〈国語辞典〉国語辞典を使わせたいのですが、どうしたらいいでしょうか?

  Q7〈学校図書館〉国語の学習と図書館の読書活動を連携させるにはどうしたらいいでしょうか?

 2 授業づくりの工夫に関するQ&A

  Q1〈聞くことの指導〉聞くことの学習はどのように積み重ねたらいいのでしょうか?

  Q2〈インタビュー〉主体的な聞き手になるインタビューはどのようにしたらいいでしょうか?

  Q3〈情報収集〉取材や情報収集をどのようにさせたらいいでしょうか?

  Q4〈学習の手引き〉学習の手引きはどのようにつくったらいいでしょうか?

  Q5〈グループ学習〉グループ学習の指導はどのようなことに留意したらいいでしょうか?

  Q6〈交流・学び合い〉?どのようにしたら交流や学び合いをつくり出すことができますか?

             ?交流をねらいとした言語活動にはどのようなものがありますか?

              また、どのようなことを留意すべきでしょうか?

  Q7〈手控え〉手控えとはどのようなものですか?

  Q8〈問いを立てる〉生徒は問いを立てることができるにはどうしたらいいでしょうか?

  Q9〈ノートづくり・自主学習と評価〉生徒はノートづくりをするためにはどんな指導が必要でしょうか?

  Q10〈単元づくり〉単元の始まりや締めくくりにはどのような工夫をしたらいいでしょうか?

  Q11〈机間指導〉授業中、子どもの様子をどのように見て、机間指導などどのようにしたらいいでしょうか?

  Q12〈言語活動〉国語科の授業を活性化するためには、どのような言語活動の工夫がありますか?

  Q13〈テスト・評価〉テストはどのようにつくったらいいのでしょうか?

 3 学びを広げるためのQ&A

  Q1〈年間計画〉年間計画を立てる際に考えなければならないことはどんなことでしょうか?

  Q2〈カリキュラム・マネジメント〉学びを広げる工夫としてどのような単元づくりをしたらいいでしょうか?

  Q3〈ICTの活用〉国語の授業のどんな場面でICT機器を活用できますか?

 4 教師の成長に関するQ&A

  Q1〈言語生活者としての教師〉教師としてどんな言語生活者であるべきでしょうか?

  Q2〈国語教師力〉国語教師力を高めたいのですがどのような方法がありますか?

日本国語教育学会[ニッポンコクゴキョウイクガッカイ]
監修

安居 總子[ヤスイ フサコ]
編集

甲斐 利恵子[カイ リエコ]
編集

内容説明

板書の効果的な使い方とは?グループ活動で留意すべき点とは?授業を活性化する言語活動の工夫とは?学びをつなぎ、広げるための年間計画・単元づくりとは?授業づくりの入門からステップアップまで、日本国語教育学会が総力を挙げて国語授業づくりの基礎・基本を解説。

目次

1章 国語教師のプロフェッショナリズム(国語教師の仕事―中学校国語教師のプロフェッショナリズム;授業づくり1―授業の構想・設計(組織化)
授業づくり2―授業運用技術と国碁学習室づくり
国語教師像―備えるべき格)
2章 国語授業づくりの基礎・基本(国語教室経営に関するQ&A;授業づくりの工夫に関するQ&A;学びを広げるためのQ&A;教師の成長に関するQ&A)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

虎哲

2
今月末にⅡ章の著者甲斐利恵子先生の授業を2週間ほど見させて頂く機会を得た為予習がてら購入し、即読了。基礎・基本というだけありこれぞというところに絞って書かれている。Ⅰ章は厳格にこれだ!と示す熱血指導のような、Ⅱ章はQ&A方式で寄り添いかつ実践の具体も垣間見える手引きのような感じを受けた。現場に出てから再読する必要あり。Ⅱ章で気になった実践については時折日本国語教育学会が刊行している月刊国語教育研究に記載されている実践を参照されたい。具体を知りたくなるような抽象である点でも優れた文章である。まずはここから。2018/10/25

にくきゅー

1
あんまり刺さらずに読み終えてしまった。またいつか。2018/10/09

たかきち

0
国語力って何だろうって、最近よく考えている。そういう迷いもあって久々に読み直してみて、あらためて身が引き締まる思いだった。やっぱり折に触れての再読は大事だな。僕は本を読むのが好きだし、本に救われているところもたくさんあるけど、でも、それで終わったらダメなんだよな。「言葉の力を鍛える人」になろう。2023/03/21

たかきち

0
今までなんで読まなかったのかと思うくらい参考になった。何度も読み返そうと思う。2022/03/15

わんにゃん

0
辞書を使って良かったという経験を提供する2020/10/23

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