出版社内容情報
世界最強のラグビーチームの知られざるチームづくりを大公開。元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗氏も絶賛する組織づくりやリーダーシップの育て方、そして個人の成長にも必ず役立つ秘訣が詰まっている。スポーツ書であり、自己啓発書であり、ビジネス書でもある最強の一冊!
内容説明
オールブラックスの一員であることの意味は何か。ニュージーランド人であることは何を意味するのか。世界最強集団“オールブラックス”の知られざるチームづくりを世界初公開!!
目次
品性
適応
目標
責任
学習
ファーナウ
期待
準備
圧力
真正〔ほか〕
著者等紹介
カー,ジェイムズ[カー,ジェイムズ] [Kerr,James]
ライター、ビジネスコンサルタント。一般企業向けに、主にブランド戦略、社内コミュニケーションなどの分野でコンサルティングを行っている
恒川正志[ツネカワマサシ]
愛知県生まれ。上智大学文学部社会福祉学科卒業。システム・エンジニアとして6年間勤務した後、翻訳の世界へ。実務翻訳に携わるかたわら、文芸翻訳家の田村義進氏のもとで研鑽を積む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
66
なぜニュージーランドのオールブラックスはラグビー世界一なのか?タックル・スクラム・キック・戦略のどれもが優れているだけではない。品性・真正:犠牲・準備・学習・責任・先頭に従え、そしてストーリーなのだ。ハカは先祖の魂と一体になるだけでなく、神話となり、言葉は隠喩となり、儀式は文化となる。ファカパパ、つまりよき先祖になれという教え。決して見ることはない木を植えろ。自分の遺産を書く。受け継いできたものは教えとなり誇りとなる。オールブラックスになるのではない、偉大なオールブラックスになるのだ。言葉は革命を起こす。2019/10/14
柔
19
ドッグイヤーだらけになった。理解するのに苦労する部分はあったが、その分咀嚼しながら読めた。「オールブラックス」??常勝軍団にはそれだけの要因があった。ただ強いだけでなく、グラウンド外でもチャンピオンとしての人格、品位、そして誇りがあった。オールブラックスはそこを目指してきた人間の集団である。一般組織は全員が望んだ環境ではないのが難点ではあるが、参考になるものも多かった。「身勝手なやつはいらない」「チームに何を提供できるか。自分は何を犠牲にできるか」下がるな闘え俺???2018/10/23
FMY
6
オールブラックスの取材に基づいた内容。 ラグビー界最強を誇るオールブラックスは、品性の優れた選手で成り立っている。ロッカールームの清掃を始めとした、ラグビー選手ではなく「人間として」の部分を最も大切にしている。彼らの在り方から学ぶものは、スポーツだけでなく、他の様々な分野に通じるものであると思う。
HaruNuevo
5
驚異の勝率を誇り、世界最強のスポーツチームとも呼ばれるニュージーランド代表通称オールブラックス、一流かつ強烈な個性を持つプレイヤーを、チームとして如何に纏めあげ、成果を達成してきたかを、15の視点から解き明かす。そこに展開されるのは凡百のビジネス書を遥かに凌駕する組織論、マネジメント論、モチベーション論、リーダーシップ論であり、一つの文化を築き上げる厳しい道のりである。 口当たりの良い、「簡単に」とか『誰でも」とかの書き出して書かれた本より、数百倍の説得力のある一冊。 2020/12/18
ハーちゃん
5
オールブラックスとハカについて知りたかったのに、他のスポーツや会社の事が多く書かれていて、イマイチ分かりませんでした でも、最後の参考文献の多さにはビックリしました 「1冊の書物を書き上げるには、図書館の半分を引っかきまわさなければならない」 本を出版するんと言うことは大変なんですね 2019/10/23